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2007年(平成19年) 12月31日(月)付紙面より

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お父さん上手だね 年越しそば打ち体験

 鶴岡市越中山のそば処「大梵字」で30、31の両日、年越しそば打ち体験が開かれ、大勢の家族連れらが参加した。

 両日とも午前と午後の2回に分けて実施。このうち、30日午前10時からの教室には市内などから定員いっぱいの12人が参加。朝日地域産のそば粉で二八そば作りに挑戦した。

 こね鉢の中でそば粉に水を加え球状にこねあげたものを、打ち棒で1ミリ程度の厚さまで薄くのばし、最後に包丁とこま板を使い切りそろえる工程。そば打ち初体験の参加者が多くふぞろいだったり、ちょっと太めの仕上がりに「うどんみたい」と苦笑いしていた。

 市内の男性は「そば打ちは初めてでなかなかうまくいかなかった。大みそかの日に家族で味わいたい」と話していた。

自前のそばで年越ししようと、そば打ちに挑戦
自前のそばで年越ししようと、そば打ちに挑戦


2007年(平成19年) 12月31日(月)付紙面より

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正月用食材求め 買い物客でにぎわう

 庄内地方の鮮魚店やスーパーは30日、魚介類など年越しや正月用の食材を求める人たちが大勢訪れ、にぎわいをみせた。

 酒田市の「さかた海鮮市場」では、おせち料理に欠かせない棒ダラやカズノコ、白子がたっぷり付いた地元産のマダラ、タラバガニなどに人気が集中。ほかにもメバルやカレイ類、アンコウ、ヒラメなど多くの種類の魚介類が並んだ。

 買い物客は、品定めしながら「これ、ちょうだい」と気に入ったものを次々と購入。車のトランクに積んだり、宅配を依頼し、場内には買い物客の声と威勢の良い店員の掛け声が響き渡った。

新鮮な海の幸を購入しようという買い物客でにぎわった=さかた海鮮市場
新鮮な海の幸を購入しようという買い物客でにぎわった=さかた海鮮市場


2007年(平成19年) 12月31日(月)付紙面より

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ぐるっとバス観光共通券 1000人以上が利用 使い勝って相乗効果も 鶴岡

 鶴岡市の中心市街地を訪れる観光客をターゲットに、同市などが今年初めて試行した周遊バス「鶴岡観光ぐるっとバス」、「鶴岡市街地観光共通券」の利用状況がまとまった。個人、グループによる観光が主流となる中、使い勝手の良さが観光客のニーズに合ったことなどから、ゴールデンウイークから11月末までの期間中、予想を上回る1000人以上の利用があった。事務局の市観光物産課では来シーズンも継続したいとする。

 近年、鶴岡市を訪れる観光客の傾向として「藤沢文学」ブームなどの影響から、中心市街地にある作品ゆかりの場所などを徒歩で巡る観光客が多くなっているという。こうした中、「ぐるっとバス」はJR鶴岡駅からの2次交通の確保、「観光共通券」は中心市街地の観光施設の利用増を狙いに、市と鶴岡観光連盟、鶴岡街中観光共通券会などが企画した。

 「ぐるっとバス」は、鶴岡駅発着で中心市街地の主要な観光地10カ所を巡る一日乗り放題の周遊バス。運賃は一人300円。今シーズンは試行的に11月25日まで7カ月間、土、日曜日と祝日に運行。25人乗り程度のマイクロバスに「鶴岡観光ぐるっとバス」と記した“マスク”を掛けて1日5便を走らせた。

 順路は鶴岡駅―般若寺・龍覚寺―丙申堂―致道館(市役所前)―総穏寺―大督寺―致道博物館―鶴岡公園・荘内神社前―致道館(同)―内川・三雪橋―山王日枝神社・富樫ろうそく店―鶴岡駅。1便当たりの所要時間は約40分。同駅の出発時間は下りの特急「いなほ」と「きらきらうえつ」の到着時刻に合わせた。また、最終便では、湯田川温泉と湯野浜温泉に宿泊する乗客がいた場合、鶴岡駅到着後に別途一人300円で湯田川、湯野浜の順で送迎も行った。

 結果、今シーズンは計70日の運行で延べ1430人が乗車。運行日数が3日間だった4月を除く各月で100人を超え、とくに5月(10日間)、9月(12日間)、10月(9日間)は延べ200―300人に上った。また、温泉地までは約130人が利用した。

 一方、「観光共通券」は、中心市街地にある有料観光施設の入場チケットなどを一冊にまとめたセット券。致道博物館、荘内神社宝物殿、丙申堂(旧風間家住宅)、釈迦堂(風間家旧別邸)の有料4施設の入場料と、物産大店・でがんすでの5%割引特典をつけた。1セット1000円。

 共通券には、5施設のほか無料施設の鶴岡カトリック教会天主堂や致道館、大宝館の説明、中心市街地マップを盛り込み、ガイドパンフレット的な役割ももたせた。
 5月2日から11月末までの期間で、当初は500部程度の販売としていたが、結果、予想をはるかに上回る約1800部を売り上げた。

 市観光物産課は「今シーズンは試行だったがバス、共通券とも予想以上の利用だった。バスは観光客の利用がほとんどで、鶴岡駅から観光施設への足の確保と、お得感がある共通券が相乗効果を生んだのでは」と分析。来シーズンは、バス、共通券とも今シーズンより約半月程度早い4月上旬のスタートを予定。利用拡大と利便性の充実を図る。



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