2007年(平成19年) 3月31日(土)付紙面より
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鶴岡市越中山の月山あさひ博物村・アマゾン自然館に「アホロートル」の赤ちゃんが初めて誕生した。水槽で手足を懸命に動かしながら泳ぐ姿が訪れた親子連れの人気を呼んでいる。
アホロートルは、「水中で遊ぶ」の意味の英名で、和名を「メキシコサンショウウオ」とする両生類。国内では「ウーパールーパー」の名前で知られているが、日本だけの商標登録名で種族を表す正しい呼び方ではないとされる。
顔の両側に大きなシダの葉のような外鰓(えら)を持つのが特徴。一生のほとんどを水中で過ごし、変態はしない。野生のものは黒っぽい緑色の個体が多く、日本で知られている白色や黄色の種は品種改良されたアルビノ種。平均10―15年の寿命を持ち、全長は15―20センチで、まれに30センチほどの大きさになる。
同自然館では2004年に展示を開始。昨秋、初めて繁殖を試み、今年1月10日ごろに産卵しているのを発見し、同月末に約45匹がふ化した。2カ月ほどで体長は4センチほどまで大きくなり、水槽の中でぽかんと口を開けている様子や、短い手足をバタつかせて泳ぐ姿がかわいらしく、来館者の目を引いている。
また、今月9日にも産卵し、28日にふ化した1センチに満たない赤ちゃん約40匹も展示している。
同自然館では、ある程度成長したアホロートルを1匹1000円(市価の約3分の1の価格)で販売する。飼育キットとのセットは2000円。5月の連休ごろには渡すことができるようになるという。先着20人までの限定販売。
飼育担当者は「環境適応能力が高く、飼育にあまり手間がかからない。小学校などで観察教材などにも活用できるのでは」と話している。問い合わせなどは月山あさひ博物村=電0235(53)3411=まで。
ユーモラスな顔をしたアホロートル
2007年(平成19年) 3月31日(土)付紙面より
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鶴岡
阿部昇候補は藤島ふれあいセンターで出陣式。「地域産業を興す政策に力を注ぐ。生活者の目線で政治に取り組んでいく」と訴え、街宣へ。
田辺候補は鶴岡市泉町の市勤労者会館前で第一声。「格差のない社会、均衡ある県土の発展を鶴岡から」と訴え、旧鶴岡市内と旧温海町内を街宣。
笹山候補は鶴岡市文下で七つ道具を受け取り市内を街宣。午後零時半に市役所前で第一声。「共産党は県政の歪みを正す唯一の存在」と訴えた。
菅原候補は鶴岡市黒川の春日神社で必勝祈願の後、事務所近くの農協支所前で第一声。「活力ある地域づくりのため全力を尽くす」と訴え、街宣へ。
阿部信候補は鶴岡市伊勢原町の選挙事務所で出陣式。「農林水産業の育成が重要。4期16年の経験を生かす」と第一声。街宣で旧鶴岡市内を一巡。
志田候補は鶴岡市馬場町の荘内神社で必勝祈願に続き、同神社前で「県議会改革と生活に密着した県政の実現を」と第一声。旧鶴岡市内を街宣。
酒田・飽海
土田候補は雨のため出陣式会場を酒田市観音寺の農協ホールに変更。午前10時10分、「美しい古里を政治の力で守る」と第一声を上げ街宣へ。
長谷川候補は午前9時半、酒田市東大町一丁目の事務所そばで第一声を上げ、「高齢者が生活してよかったと言える山形に」と訴えた後、街宣へ。
齋藤候補は午前9時、酒田市北新橋一丁目の事務所で必勝祈願、事務所前で「新しい息吹を県政に」と訴えた。昼には出身地松山地域で街頭演説。
加藤候補は午前9時40分ごろ、酒田市亀ケ崎五丁目の事務所前で第一声を上げ、「一人一人の地域のために」と草の根運動への参加を訴えた。
和嶋候補は酒田市日の出町一丁目の空き地で午前9時15分、「地域格差のない社会を目指していく」とマイクを握り支持を訴え、街宣へと向かった。
森田候補は午前9時半ごろ、酒田市両羽町の事務所前で第一声。海洋深層水による産業振興などを挙げ「北庄内を大きく発展させよう」と訴えた。
星川候補は午前9時40分ごろ、酒田市こがね町一丁目の選挙事務所内で産業振興政策などを掲げ、「夢のある地域にしていこう」と第一声。
佐藤候補は午前9時50分ごろ、酒田市下安町の選挙事務所前で第一声。「経済情勢は厳しいが、北庄内を良くするために全力で頑張る」と訴えた。
東田川
田澤候補は庄内町狩川の八幡神社で必勝祈願と出陣式の後、同町の余目町農協前に移動し「若者が真剣に働ける職場をつくる」と訴え、街宣へ。
吉泉候補は庄内町余目の八幡神社で必勝祈願。同町のアピアに移動し出陣式の後、「家族、地域の絆(きずな)がなければ、街づくりはできない」と第一声。
あいにくの雨となった県議選告示の朝、候補者の第一声を聞くため、支持者たちが傘の花を咲かせた=30日午前9時50分ごろ、酒田市