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2007年(平成19年) 4月18日(水)付紙面より

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こいのぼり 桜と共演 鶴岡信用金庫本部屋上

 鶴岡市馬場町の鶴岡信用金庫本部の屋上に、一足早くこいのぼりが登場し、地域住民の目を楽しませている。

 同金庫では、利用者から子供が成長して自宅で飾らなくなったこいのぼりを提供してもらい、1998年から毎年この時期に揚げている。

 昨年から桜とこいのぼりの共演を演出しようと、花見の時期に合わせて設置。本部棟屋上から本店営業部屋上に長さ約30メートルのワイヤを取り付けて、大小12匹のこいのぼりを飾り付けている。こいのぼりは春風をいっぱいに受け、大空を優雅に泳ぎ、早くも初夏の訪れを告げている。

 同金庫では「市民の協力で毎年こいのぼりを揚げている。地域の子供たちが健やかに育ってくれるようこいのぼりを飾っていきたい」と話している。こいのぼりは30日まで設置する。
          

桜とこいのぼりが共演し、地域住民の目を楽しませている
桜とこいのぼりが共演し、地域住民の目を楽しませている


2007年(平成19年) 4月18日(水)付紙面より

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酒田市一番町の大通りと中通り 交差点中央分離帯をカット 酒田駅方面から右折可能に

 県は本年度、酒田市一番町の大通り(主要地方道酒田港線)で、通称・中通り(市道)との交差点部分の中央分離帯をカットする工事を行う。JR酒田駅方面から中通りへの車の右折を可能にして誘客促進、活性化につなげたいと、市商店街連合会(会長・五十嵐亮酒田駅前商店街振興組合理事長)が要望していたもの。この工事に伴い、現在は分離帯がない、1ブロック北側の栗原甘泉堂前の丁字路交差点には分離帯が設置される。

 大通りは酒田大火(1976年10月)後、79年度までの復興事業の中で、庄内地方の市街地では初の4車線道路として整備された。北側の相生町郵便局前から南側の松山街道(主要地方道酒田松山線)との交差点までの延長約320メートルの間、栗原甘泉堂前の交差点を除き、中央分離帯が続いている。

 一方、大通りから西に延びる中通りは復興事業の中で78年12月、2ブロック北側のたくみ通りとともに歩行者専用のショッピングモールとして開通。マイカーの普及に伴って90年には、西から東への一方通行で車の乗り入れが可能となった。
 その後、郊外型大型店の進出で中心商店街のにぎわいが減退していく中、客を少しでも呼び戻そうと、中通りの入り口の分離帯をカットする案が浮上、地元の商業者らが市などに要望していた。

 2004年度には県、県警、市、酒田商工会議所、市商店街連合会による酒田市街地交通体系検討会が発足。意見を調整し、このほど大筋で最終的な合意に達した。

 県庄内総合支庁道路計画課によると、合意は、大通りで中通りとの交差点部分の分離帯をカットし、新たに十字路交差点とするもの。一方、栗原甘泉堂前には分離帯を設け、信号は中通りとの交差点側に移設する。両交差点は50メートルほどしか離れておらず、双方に信号を設置するのは交通の円滑な流れなどから、現時点では難しいと判断された。

 また、新たにできる交差点には横断歩道を設置する。大通りの地下には復興事業の一環で整備された地下道があり、現在は歩行者はここを通ることになっているため、一帯に横断歩道はない。しかし、実際は足腰の弱い高齢者らが地下道を嫌い、大通りを渡っており、以前から危険視されていた。

 工事に伴い、中通り側では、大通りとの交差点からラケットショップストラット前まで延長約60メートル区間を、一方通行から対面通行に切り替える。大通りへの分離帯設置で通行が不便になる近隣商店などに配慮したもの。市では車道部分の拡幅整備などを行う。県庄内総合支庁道路計画課では「市や地元商店街と細部を詰め、年度内には工事を終えたい」としている。

 地元の中通り商店街振興組合の佐藤英夫理事長は「中通りがやっと名実ともに表通りになる。市民の使い勝手を最優先に考えれば理解してもらえると確信。電話などでの案内も容易になるほか、大通り東側の住宅街とのつながりが良くなり、新たな人の流れが生まれる。各店の自助努力が基本という原則を忘れず、活性化のきっかけにしたい」としている。

カットされる大通りの中央分離帯。奥に続くのが中通り
カットされる大通りの中央分離帯。奥に続くのが中通り



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