- 音声ブラウザをご利用のお客様向けのリンクです。
- 本文へジャンプする
荘内日報ニュース
ページを移動する
2007年（平成19年） 4月29日（日）付紙面より
ツイート情緒ある空間創出 温泉街に新街路灯 鶴岡・湯田川
鶴岡市湯田川の温泉街の中心通りに、新たな街路灯が設置され27日夕、「正面湯」前で点灯式が行われた。
同温泉の観光協会などで組織する「歴史と文化の薫る湯の街づくり実行委員会」（今野悦郎会長）が、湯田川温泉イメージアップ事業の一環として県庄内総合支庁と鶴岡市の補助を受けて整備した。
新しい街路灯は、外装部分が銅製で照明はナトリウムランプを使用。ガス灯をイメージしたレトロ調でオレンジ色の明かりが温かい雰囲気。2004年に各旅館の店先に設置した「路地行灯」ともマッチし、温泉街らしい情緒をかもし出している。
点灯式には温泉街の関係者などが参加。今野会長が「情緒があり温泉街にふさわしい明かり。さらにイメージアップにつながる。皆さんの協力に感謝したい」とあいさつ。19年ぶりに更新された街路灯の設置を祝った。
街路灯は目抜き通りの約250メートル区間の両側に、約10メートルの間隔で互い違いに14基を設置。センサーで明るさを感知し自動で点灯する。
レトロ調の街路灯が温泉街の情緒にぴったり
2007年（平成19年） 4月29日（日）付紙面より
ツイート海に山へ 大型連休始まる ブルーライン開通 青空広がり、日本海眺望
鳥海山ろくを走る山岳観光道路「鳥海ブルーライン」が28日、半年ぶりに開通。待ちかねた行楽客らが次々と訪れ、日本海の眺望や雪の回廊のドライブを満喫した。
鳥海ブルーラインは鳥海山中腹を通り、遊佐町と秋田県にかほ市を結ぶ全長約35キロ。1973年に開通した。関係者によると、今年は暖冬の影響でブルーライン沿いの雪は例年より3割ほど少ない。それでも標高1000メートルの大平山荘付近や県境付近はまだ雪に包まれ、道路沿いは2―3メートルの雪の回廊となっている。
小野曽地区の旧料金所前には開通式を待ちかねた行楽客の車が列を成し、午前10時すぎの開通とともに次々と中腹を目指した。この日は青空が広がりブルーラインからは日本海や飛島が一望できる絶景が広がった。行楽客たちは春山のすがすがしい空気と雄大なパノラマを楽しんでいた。
太公望繰り出す 海洋つり堀
鶴岡市由良の「海洋つり堀」が28日、今シーズンの営業を開始した。待ちかねた家族連れなどが釣りざおを並べ、次々に魚を釣り上げるなど大勢のファンでにぎわった。
安全な環境で手軽に釣りに親しんでもらおうと、市が1978年に開設し今年で30年目を迎えた。釣りざおと餌が用意されており、道具を持参しなくとも楽しめる点がセールスポイント。シーズン中、週末やゴールデンウイークなどには県内外から大勢の行楽客が訪れる。
初日は、広さ約800平方メートルの釣り堀へカレイを中心にクロソイやホッケ、ヒラメなど約5000匹が放された。約50人が開場前に並び、早い人は午前4時ごろに到着したという。
時折日光が差すものの冷たい風が吹く中、午前9時のオープンで“太公望”たちは一斉にさおを投じた。さっそく30センチほどのカレイを2枚、3枚と釣り上げる親子もおり、歓声が上がっていた。
今シーズンの営業は10月21日までで、この間は無休。営業時間は午前9時―午後5時。入場料は高校生以上1000円、中学生以下500円、観賞は100円。
（上）鳥海ブルーラインが開通。残雪の景色と日本海の雄大なパノラマが広がった＝太平山荘付近（下）太公望たちがさおを並べ、次々と魚を釣り上げた
ページを移動する
当社サイト掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
