文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2008年(平成20年) 1月19日(土)付紙面より

ツイート

雪降りやすい天候 向こう1週間

 庄内地方は18日、寒気の影響で断続的に雪が降る天候となった。同日夜からさらに強い寒気が入り込む見込みで山形地方気象台は同日午前、庄内全域になだれ、庄内南部に大雪、着雪の各注意報を発表し注意を呼び掛けている。

 酒田測候所によると、この天気は冬型の気圧配置となっている上、東北地方から北陸地方に掛けての日本海側に、上空5300メートルで氷点下34・3度、同1500メートルで氷点下14・3度と上層、下層とも強い寒気が入り込んでいるため。

 同日朝の最低気温は、平年に比べ0・4度高い氷点下1・2度。寒気の影響で日中はあまり上がらず午前11時現在、最高気温は平年に比べ2・8度低い1・1度。酒田市の同11時現在の積雪量は31センチ。

 18日午前、交通網を確保しようと、酒田市郊外の幹線道路では除雪車がフル回転。交差点付近では除雪車同士がすれ違う場面もみられた。

 同測候所によると、同日夜半にはさらに強い寒気が入り、19日までは雪が降り続くという。同日午後にはいったん寒気は緩んで雪も小康状態になる見込み。向こう1週間は曇りベースながら雪の降りやすい天候が続くという。

交通網を確保するため除雪車がフル回転した=18日午前、酒田市の国道344号
交通網を確保するため除雪車がフル回転した=18日午前、酒田市の国道344号


2008年(平成20年) 1月19日(土)付紙面より

ツイート

本会議場で熱弁 十坂小児童が“市議会”体験

 酒田市立十坂小学校(小松恒彦校長、児童352人)の6年生が18日、市役所の市議会本会議場で模擬議会を行い、架空の「とさか市クロマツ保全条例」の審議を通じて、市議会や税金が使われる仕組みなどを体験的に学んだ。

 この模擬議会は、同校が6年生の社会科の単元「私たちの生活と政治」の一環で、2006年から市議会の協力で実施している。今年は、6年生62人が「とさか市」の市議36人、市長や農林水産部長ら当局26人に分かれ、条例の提案や経済常任委員会への付託、本会議での討論、採決など、本物の市議会と同様の流れに従って、審議を体験した。

 提案された条例は、クロマツ保全に向け、市民のボランティア活動や市の予算措置など、市民や市の責務を定めたもの。十坂小が学校周辺でクロマツの保全活動に取り組んでいることにちなみ、身近な地域課題を解決する仕組みとしての議会や行政が分かりやすいようにと、選ばれたテーマだ。

 本会議の討論では、議員役の児童が「市民共通の財産であるクロマツを守り育てる先進的な取り組みで、賛成」「クロマツはもともと、行政で管理すべきもの。予算的に厳しいからといって、ボランティアの手を借りる条例には反対」と熱弁を振るった。起立採決の結果、条例は賛成多数で可決された。

 議長役を務めた後藤滉平君(12)は「大役で緊張したが、達成感がある。難しい言葉が出てきたが、学級会でクラス内の決まりを決めるように、市議会で市の決まりを決めることがよく分かった」と感想を話した。

「とさか市」市議などとしてクロマツ保全条例を審議する十坂小の児童たち
「とさか市」市議などとしてクロマツ保全条例を審議する十坂小の児童たち



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field