2008年(平成20年) 1月24日(木)付紙面より
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鶴岡市立黄金小学校(佐藤弘校長、児童107人)で23日、6年生の租税教育研究授業が開かれ、県や市、鶴岡税務署の関係者などが授業を参観した。
研究授業は、市租税教育推進協議会が次代を担う児童生徒に税について理解を深めてもらおうと、市内の小中学校を対象に毎年実施している。今年度は長沼小、鶴岡三中で開かれており、黄金小が3校目。
この日は県庄内総合支庁や市、鶴岡税務署などの関係者10人が同校を訪れ、6年生の社会の授業を参観した。担任の長谷川修教諭が「税金とは何か」「公共施設の意味は」と質問すると、児童たちは「国民が国や地方に納めているお金」「税金で作られた施設」と答えた。
また、「公共施設にはどんなものがあるか」の質問には、図書館や消防署、児童公園、小中学校などが挙がったが、警察署や税務署などを公共施設と判断した児童は半数ほど。
まとめとして「税金は公共施設だけでなく消防署やごみ収集など、私たちが安全・安心な生活を送るため役立つことに使われている」という説明を聞き、児童たちはしきりにうなずいていた。
社会の授業で税金と暮らしの関係について学んだ
2008年(平成20年) 1月24日(木)付紙面より
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「文化財防火デー」(1月26日)を前に23日、鶴岡市の鶴岡カトリック教会「天主堂」と東田川文化記念館で消防訓練が行われた。
文化財防火デーは、1949年1月26日に法隆寺金堂の壁画が焼損したことを教訓に、55年から同日に制定された。文化庁と消防庁が提唱して、この日を中心に全国各地で文化財の消防訓練が行われている。
23日は同市藤島の東田川文化記念館、同市馬場町の鶴岡カトリック教会「天主堂」の2施設で訓練を実施。このうち、天主堂では、マリア幼稚園の園児と職員合わせて約150人が訓練に参加。火事ぶれを合図に、職員が水消火器で消火作業。同時に園内から園児たちがハンカチなどを口にあてて避難した。続いて現場に到着した消防隊員が天主堂に放水した。その後、職員を対象に消火器訓練などが行われた。
24―26日も、同市の大日坊「仁王門」や大寶館、羽黒五重塔など7施設で消防訓練が行われる予定。
文化財建造物を対象に行われた消防訓練=鶴岡カトリック教会の「天主堂」