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2008年(平成20年) 1月26日(土)付紙面より

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被災児支援に役立てて 羽黒中 スマトラ「里親」事業に寄付

 鶴岡市の羽黒中学校(長南久雄校長、生徒284人)で25日、大地震と津波の被害を受けたインドネシア・スマトラ島の被災児の生活や学業を支援する寄付金の贈呈式が行われた。

 同校ではNPO法人「地球の子どもネットワーク」(山口吉彦理事長)の呼びかけに応え、3年前に被災児の教育や生活を支援する「里親」事業への協力を開始した。学校行事などの際に募金箱を設置するなどし、学校全体で募金活動を行っている。今年度は3万6000円を被災児の支援金として贈ることにした。

 この日、同ネットワークの山口考子理事が同校を訪れ、朝礼の時間に設けられた贈呈式で生徒会長の片桐信政君(3年)から寄付金を受け取った。片桐君は「子供たちのために役立ててください」と話し、山口理事は「みなさんの温かい気持ちに感謝します」と謝辞を述べた。

 その後、山口理事が現地の津波被害の大きさや、厳しい状況で生きる子供たちの様子、スマトラ島を訪問した時の体験などを生徒たちに伝えた。
          

スマトラ島の被災児のため、羽黒中の生徒たちが寄付金を贈った
スマトラ島の被災児のため、羽黒中の生徒たちが寄付金を贈った


2008年(平成20年) 1月26日(土)付紙面より

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玉簾の滝 ぶるり“氷のオブジェ”

 酒田市升田の玉簾(たますだれ)の滝の一部が凍って巨大な氷柱となり、うずたかい周囲の積雪とともに「冬の点景」を描いている。

 玉簾の滝は、頂点から滝つぼまでの落差が63メートルで、幅は約5メートル。水の落ちる様が玉簾のように見えることから、弘法大師がこの名を付けたといわれる。同市八幡地域を代表する観光スポットとして、大型連休中とお盆にはライトアップし大勢の観光客を集める。

 流れ落ちる水のすべてが凍りつくことはないが、例年、厳しい冷え込みが続く1―2月には、中央部分を残して凍り周囲には巨大な氷柱ができる。

 24日午後は滝へと続く散策路の積雪が阻んで訪れる人はなく、目の前に現れる荘厳な「氷と水のオブジェ」が冬の厳しさを物語っていた。

氷柱の見学会 来月3日

 酒田市八幡地域の玉簾の滝と、遊佐町の二ノ滝の氷柱探勝会が、ともに来月3日に開かれる。

 玉簾の滝の氷柱見学は、午前10時までに玉簾の滝駐車場集合。防寒具や長靴、かんじき(持っていれば)、その他カメラなど必要と思われるものを持参する。正午には戻る予定。定員は30人、参加費は500円(当日持参)で、今月31日まで参加を受け付ける。申し込み、問い合わせは午後7時から同9時までに、鳥海インタープリター協会事務局の池田さん=電0234(64)4495=へ。

 一方、二ノ滝の氷柱探勝希望者は午前7時45分までに同町吹浦の鳥海温泉「遊楽里」に集合。車で現地近くまで送迎する。遊楽里帰着は午後3時ごろを予定。定員は80人程度で、今月31日まで受け付ける。参加費は探勝会だけが2000円(昼食代、保険料込み)、探勝会終了後の交流会(午後4時開始予定)に参加を希望する人は5000円(同)。交流会では、二ノ滝の氷柱を浮かべた水割りが堪能できる。申し込み、問い合わせは遊楽里=電0234(77)3711=へ。悪天候の場合は2イベントとも実施を見送ることがある。

周囲に巨大な氷柱ができた玉簾の滝=24日
周囲に巨大な氷柱ができた玉簾の滝=24日



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