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2008年(平成20年) 1月27日(日)付紙面より

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熱々どんがら汁に舌鼓 酒田日本海寒鱈まつりにぎわう

 酒田日本海寒鱈(だら)まつりが26日、酒田市の中心市街で開幕し、旬を迎えた寒ダラを使った熱々のどんがら汁を求める行楽客でにぎわった。

 真冬の日本海で水揚げされる寒ダラのどんがら汁を中心に、酒田の食文化を全国に向け発信する恒例のイベントとして定着し、今年で21回目。

 今回は、中町会場を中心に酒田駅前、さかた海鮮市場など計38店の露店が開設された。このうち寒ダラ汁は10店で販売、2日間で1万食を提供する予定。

 35団体が出店した中町会場では午前10時半にタラの切り身やアブラワタ(肝臓)、ダダミ(白子)を入れ、みそや酒かすで味付けしたどんがら汁の販売がスタートした。威勢の良い客引きの呼び声が響く中、家族連れや行楽客は気に入った露店を選んで寒ダラ汁に舌鼓を打った。

 初日は、朝から雪が舞うあいにくの天候となったが、午前中の出足はまずまず。行楽客は「寒い方が祭りの雰囲気が出る」などと話しながら、熱々の汁で体を温めていた。
会場では農産加工品などの特産品も販売され、祭り気分を盛り上げていた。2日目の27日は午後2時まで寒ダラ汁を販売する予定。

家族連れや行楽客が熱々の寒ダラ汁の味を楽しんだ
家族連れや行楽客が熱々の寒ダラ汁の味を楽しんだ


2008年(平成20年) 1月27日(日)付紙面より

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沖縄の児童が来庄 八幡と東村「交流の翼」 スキー初体験楽しむ

 酒田市八幡地域と交流を続けている沖縄県東(ひがし)村(そん)の児童らが、都市交流事業「八幡・東村児童交流の翼」で25日から同地域を訪問。日程2日目の26日午前は同市の八幡スキー場で、スキーやスノーモービルなどを体験し雪と親しんだ。

 東村は、沖縄本島北部の国頭郡に位置し人口は約2000人。農業が基幹産業で、特にパイナップルの栽培が盛ん。旧八幡町の人材育成事業「みちのく八幡塾」の塾生が、1992年に東村を視察研修したのがきっかけでその後、行政レベルでの交流が芽生えた。

 「―交流の翼」は、次代を担う児童から各種体験を通し気候や風土、文化、風習の違いを学習し理解を深めてもらおうと、95年から毎年、冬に東村の児童が八幡地域を、夏には八幡地域の児童が東村を訪問している。

 今回、八幡地域を訪れたのは、東村の東小学校の島袋きよみ校長を団長に、同校と有銘小の6年生児童計18人、引率教諭8人の計26人。一行は25日午後に空路で庄内入りし、同日は鳥海山荘に宿泊した。

 26日午前は八幡スキー場一帯で雪体験活動が行われた。児童たちは雪の量に驚きながらもスキーウエアに着替え、指導員から斜面の登り方、滑り方、止まる際のエッジの使い方などをひと通り教えてもらった後、さっそくスキーに挑戦した。

 全員が初めてのスキー。中には初めての挑戦とは思えないほど、飲み込みの早い児童もおり、指導員から「筋がいいぞ」とほめられ、次々と滑走していた。有銘小の新里健人君は「雪を見るのはもちろん初めて。寒いけど、結構気持ちいい。スキーはかなり難しい。それでも楽しい」と笑顔で話していた。

 また、児童たちは、指導員の運転するスノーモービルに同乗するなどし雪原を「滑走」した。

 同日午後からは同市の大沢小学校(古川雅裕校長)を訪問し交流会。同日夜は同地域の各家庭にホームステイ。東村の一行は28日まで八幡地域に滞在、東京見学を経て29日夕に帰郷する予定。


スキーに挑戦する東村の児童たち=26日
スキーに挑戦する東村の児童たち=26日



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