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2008年(平成20年) 1月30日(水)付紙面より

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「教える」結構楽しい 庄内総合高余目三小 パソコン基礎で連携授業

庄総高と余三小連携授業^k 庄内町の庄内総合高校(手塚美雄校長、生徒345人)と、隣接する余目第三小学校(鈴木健校長、児童254人)のパソコンの連携授業が29日、総合高で始まった。計4回シリーズで、高校生たちの指導を受け、児童たちはパソコン操作の基礎を学びながら記念文集を製作する。初日はワープロソフトを使って文字の入力・装飾、写真の取り込み方について学んだ。

 開かれた学校づくりと地域との積極的交流を進めている総合高が2002年から毎年、同小4年生を対象に実施。生徒が児童を指導することで自らも学ぶという狙いもある。今回は、2月下旬まで計4回にわたって余目三小の4年生40人が、総合高2年生33人と教員4人の指導を受ける。

 初日は児童たちが1人ずつパソコンの前に座り、お兄さん、お姉さんからキーボードとマウスの操作を学んだ後、記念文集のもととなるプロフィール作りに挑戦。ワープロソフトを使用し名前や身長・体重、好きな食べ物などを次々に打ち込んだほか、文字を彩り豊かに装飾したり、顔写真を画面に添付する方法を学んだ。

 総合高の五十嵐元気君は「教えるのは結構楽しい。児童たちがある程度、パソコンの操作方法を知っているので教えるのは楽」、余目三小の佐藤優介君は「最初は分からないところがあったけど、優しく教えてくれたので分かった。楽しい」とそれぞれ笑顔で話していた。

 次回は2月5日で、記念文集に掲載する作文を入力する。文集の完成は同26日の予定。
 次回は2月5日で、記念文集に掲載する作文を入力する。文集の完成は同26日の予定。


2008年(平成20年) 1月30日(水)付紙面より

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共同託児施設やシネコン 体験型観光施設も 3事業の計画概要決まる まちづくり鶴岡

 中心市街地の活性化事業などに取り組む「まちづくり鶴岡」(鶴岡市、保科正彦社長)は29日、役員会を開き、同社が展開する3事業の計画概要を明らかにした。空き店舗や工場跡地を利用した共同託児施設、複数の映画館を備えるシネマコンプレックス、観光集客施設を整備するもの。早いもので今年4月からの開業を目指す。

 計画によると、取り組むのは▽企業加盟方式の共同託児施設▽松文産業工場跡地への集客施設▽旧ヱビスヤ薬局を活用した観光施設―の3事業。

 託児施設は、市内の企業従業員向けの認可外保育施設で、利用を希望する企業から加盟金などを得て同社が運営する。従業員の働きやすい環境づくりを創出するとともに、にぎわいづくりに結び付ける。

 設置場所は、同市本町一丁目の旧庄内信販本社。1階フロアを改修し今年4月の開設予定。定員は35人、保育時間は午前7時から午後8時(午後6時以降は延長対応)。保育料は月額3万3000円―4万円。延長保育は1時間300円、一時保育は1時間700円、一日3000円を想定する。日曜、祭日、年末年始を定休とし、約10人体制で保育する。

 シネマコンプレックスなど複合集客施設は、同市山王町の松文産業鶴岡工場跡地(敷地面積約1000平方メートル)に構想する。内部を改装し、最新作だけでなく名作や藤沢周平作品、庄内で撮影された作品など多様で地域に根ざした独自色ある映画館(7上映館、座席数計620席)、地域の芸術文化活動に提供する貸しスタジオ(6室、約550平方メートル)、屋内撮影用の映画スタジオ(約660平方メートル)、共同駐車場の設置も計画する。

 今後、両社で協議を進めるが、順調に進んだ場合、2009年7月の開業を見込んでいる。

 また、09年度内の開業を目指す観光集客施設は旧ヱビスヤ薬局の建物を活用。地域工芸クラフトの体験工房や実演販売、ひな人形の常設展示、産業・観光情報のインフォメーション機能を持たせる考え。

 まちづくり鶴岡では、空き店舗を活用し、中心市街地・商店街への集客、にぎわい創出を図りたいとしている。

中心市街地活性化で、まちづくり鶴岡が映画館などでの利用を構想する松文産業鶴岡工場
中心市街地活性化で、まちづくり鶴岡が映画館などでの利用を構想する松文産業鶴岡工場



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