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2008年(平成20年) 2月19日(火)付紙面より

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「チーム鶴岡」初登場 踊り祭りフェスティバル 新・庄内はえや節も披露

 鶴岡の昔の盆踊りを再考し、新たな踊り祭りの創出を目的とした「鶴岡踊り祭りフェスティバル2008」が17日、鶴岡市文化会館で開かれた。

 同フェスティバルは2005年2月、市中央公民館の建設20周年事業の一環として初めて開催され、今年で4回目を迎えた。毎年、かつて鶴岡を中心に踊られていた踊りの再現や現代風アレンジなどを披露している。

 今回は念珠関辨天太鼓創成会による太鼓演奏で開演。4部構成のステージで、第1部は出演17団体による得意の舞踊が披露された。

 続く第2部では、鶴岡の踊り団体有志で結成した「チーム鶴岡」が踊りを初披露。「庄内はえや節」の流し踊りバージョンや、アレンジしたアップテンポバージョンを堂々と発表した。

 第3部の式典の後、第4部では民謡歌手の伊藤多喜雄さんとTAKIOBANDが民謡の新しい世界を歌い上げるとステージの盛り上がりは最高潮に。再び「チーム鶴岡」が登場し、「庄内はえや節」でフィナーレを飾った。会場を埋めた観客からは1曲ごとに大きな拍手が起こっていた。
          
          

伊藤さんがアレンジした「庄内はえや節・TAKIOバージョン」が披露された
伊藤さんがアレンジした「庄内はえや節・TAKIOバージョン」が披露された


2008年(平成20年) 2月19日(火)付紙面より

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アイデア機器を発表 酒田「ものづくり塾」の2期生16人 児童・生徒に修了証

 「子供がものづくりに興味を持つような教育に役立てて」と、酒田市名誉市民で東北エプソン相談役の中村恒也さん(長野県諏訪市)が贈った寄付金を基に、同市が創設した「中村ものづくり基金」の一環として企画された同市教育委員会の「おもしろ科学ものづくり塾」の2期生による作品発表会が16日、同市の勤労者福祉センターで開かれた。中村さんらが見守る中、児童・生徒たちが自作の機器を説明するなど2カ年にわたって学んだ成果を発表した。

 同市では、クオーツ腕時計の開発に世界で初めて成功しセイコーグループの礎を築いた中村さんの功績を末永く顕彰しようと、2004年8月に寄付金5000万円で同基金を創設。市教委では基金を活用した「中村ものづくり事業」の一環として、2005年7月から同市の小・中学生を対象にした「―ものづくり塾」を企画し昨年、1期生22人が修了した。

 2期生は16人。「チームプランニング活動」と称し製作チームを組織した上で、約2カ年にわたって鶴岡市の鶴岡工業高等専門学校、酒田市の県立産業技術短期大学校庄内校と県立酒田工業高校の教授・教諭らの指導を受け、オリジナルのアイデア機器を製作した。作品発表では、全6チームが製作した作品を披露し機能や苦労した点などを解説した。

 佐藤良亮君(浜田小6年)と堀陽太君(平田中1年)のチームは、電磁誘導の原理を用いて電源につなぐことなく、LED(発光ダイオード)を点灯させる「置くだけ充電ポケットライト」を製作。佐藤君と堀君は「軽量化するためにペットボボトルの空き容器を使用した。充電式にしたためにコイルをたくさん巻くのが大変だった」と述べた。

 また、平田泰太君(亀城小6年)と天野一清君(同)、高橋拓未君(北平田小6年)は、潜水艦キットを用いて「ラジコンフィッシュ」を作った。魚の動きを再現できるよう尾びれで泳ぐ構造にしたのが特徴で、「将来は水中カメラを付け、本物の魚の泳ぐ様子などを撮影したい」と語った。会場には3期生や児童・生徒らの父母、市教委関係者ら約80人が訪れ、発表に聞き入り、大きな拍手を送っていた。

 終了後、市教委の佐々木良成委員長から2期生に修了証が手渡された。
          
          

塾生の児童・生徒たちが自作のアイデア機器を披露した
塾生の児童・生徒たちが自作のアイデア機器を披露した



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