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2008年(平成20年) 2月22日(金)付紙面より

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飲み口すっきり、うまい 温海地域限定酒 しぼりたて「摩耶山」販売

 鶴岡市温海地域の地産地消のオリジナル限定原酒「摩耶山」の販売が20日から同地域の小売店などで始まった。この新酒の発売に合わせ同日、萬国屋を会場に座談会と新酒を祝う会が開かれた。試飲した人たちからは「香りが高く、とてもフルーティーな味わい」と好評価を受けた。

 温海地域の小売店でつくる「酒徳会」(佐藤満也会長、加盟20店)は2004年から、観光客にもPRできる地元にちなんだ新しい酒の創出を企画。東北銘醸(酒田市)へ依頼して限定酒の「摩耶山」の製造を始めた。

 昨年度から地元農業者の五十嵐武さん、伊藤右一さん、野尻善男さんの田んぼ約1・2ヘクタールで、摩耶山ろくの清水を引いて育てた「はえぬき」を酒米に用いており、本年度は昨年5月に田植え、同10月上旬に稲刈り作業を行った。

 今回の新酒は、従来の本醸造のほかに、限定販売用にしぼりたて原酒約2000本を仕込んだ。原酒の風味と切れ味の良いうまさが特長となっている。

 20日の地産地消推進座談会では、米生産者、地元農協、酒の製造元、小売店、地元旅館関係者など10人が出席。本年度の稲作や酒の出来具合などを話し合うとともに、地産地消について「発酵などがバランス良く、温海の地産地消に応えられる商品に仕上がった」「摩耶山の販売は地域住民たちが口コミで広めてもらえれば」「あつみ温泉のイベントで摩耶山をしっかりPRしていく」などの意見が交わされた。

 続いて、試飲会が行われ、「昨年よりもすっきりした飲み口でとてもジューシー」「果物のように香りが高い」「飲みやすく女性うけしそう」など好評を得た。

 限定販売用のしぼりたて原酒の「摩耶山」は温海地域の各酒販店のほか、温泉街の各旅館、物産館しゃりんなどで取り扱っている。1本720ミリリットルで945円。

 4月からは通年販売している本醸造酒(1・8リットル)の販売に切り替える予定という。

限定原酒「摩耶山」の新酒の試飲が行われ、「香りが高く切れ味がいい」などと好評だった
限定原酒「摩耶山」の新酒の試飲が行われ、「香りが高く切れ味がいい」などと好評だった


2008年(平成20年) 2月22日(金)付紙面より

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台湾からツアー客 チャーター便で125人 パンフ配り観光アピール

 庄内空港に21日、台湾からのツアー客125人を乗せた中華航空のチャーター便が到着、庄内観光コンベンション協会(会長・富塚陽一鶴岡市長)は、「熱烈歓迎光臨山形縣」の看板を到着ロビーに掲げるとともに、台湾で使われている漢字「繁体字」で表記した庄内地方の観光パンフレットを配るなどして「庄内観光」をアピールした。

 県庄内空港事務所によると、同空港の国際チャーター便は昨年3月の台湾便以来ほぼ1年ぶり。この日の機材はボーイング737―800(158席)で、予定通り午前9時半ごろに到着した。

 ツアー客らは、同空港ビル内で検疫、入国審査などを済ませた後、到着ロビーに集合。同協会の職員らが、昨年製作した台湾向け庄内観光パンフレットと小さな御殿まりのアクセサリーが入った袋を、全員に配った。

 一行は4台の観光バスに分乗。この日は戸沢村で雪見舟に乗り雪景色を堪能した。その後は松島や蔵王の樹氷、安比高原、あつみ温泉などを巡る3つのコースに分かれ、24日に再び庄内入り。相馬樓で酒田舞娘(まいこ)の踊りを楽しむほか、山居倉庫を見学して同日夕方、庄内空港を出発する。

 ともに台北に住む女性で、日本は何度も訪れているが山形県は初めてという柯烱珠さんと康時容さんは「台湾では山形のコマーシャルが少ないため神秘的。それで興味を持ち、このツアーに参加した。雪を見たことがない人も多いので、(雪景色は)珍しいと思うのでは」と流ちょうな日本語で話した。また、台湾でも「おしん」の人気は高く、その舞台になった山居倉庫なども「楽しみ」と笑顔で話していた。 
          
          
 
 

庄内の観光パンフレットなどが入った袋を受け取る台湾からのツアー客=庄内空港
庄内の観光パンフレットなどが入った袋を受け取る台湾からのツアー客=庄内空港



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