2008年(平成20年) 3月20日(木)付紙面より
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鶴岡市の大網小学校(三浦洋介校長、児童24人)の4―6年生8人が、今月24日から岩手県・安比高原スキー場で開催される「第2回全国小学生アルペンスキー大会」の大回転競技に出場することになった。
出場するのは、渡部実夢さん(6年)、遠藤ゆいさん(5年)、渋谷光さん(同)、叶野稔貴君(同)、井上絢斗君(同)、佐藤真冬さん(4年)、渋谷知里さん(同)、遠藤美月さん(同)の8人。いずれも湯殿山スポーツ少年団(井上滋団長)に所属している。
8人は先月9日に最上町の赤倉温泉スキー場で開かれた県予選会に出場。このうち遠藤ゆいさんが5年女子の部で、佐藤真冬さんが4年女子の部でそれぞれ優勝し、ほかの6人もそれぞれ好成績を収め全国大会出場を決めた。
全国大会を前に、6年の渡部さんは「全国大会は初めて。難しいコースでも攻めていき、悔いのないよう頑張りたい」、5年の叶野君、井上君は「出せる力を出して上位を狙いたい」と力強く決意を語った。
大会は今月24日から27日までの4日間。25日に4年生男女、26日に5年生男女、最終日の27日に6年生男女の各競技が行われる。
全力を出すぞ!!全国出場を決め元気いっぱいの大網小児童
2008年(平成20年) 3月20日(木)付紙面より
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酒田市新堀地区で整備が進められてきた、国道47号に架かる新しい「新堀横断歩道橋」が完成しこのほど、渡り初め式が行われた。地元・新堀小学校(渡部俊明校長)の5、6年生が渡り初めをし完成を祝った。
国土交通省酒田河川国道事務所は現在、同国道新堀交差点で、右折レーンを設けるなど車道拡幅工事を行っている。新歩道橋の整備は、幅員(路肩を含む)が以前の約8メートルから約14メートルに広がることや、旧歩道橋(1968年完成)が老朽したことを受けて昨年7月にスタート、このほど完成した。
同事務所酒田国道維持出張所の渡辺信悦所長によると、同交差点付近の交通量は1日当たり約1万3000台。歩道橋は、同校児童を中心に1日当たり延べ約120人が利用しているという。
完成した新歩道橋は全長約24メートル。昇降する階段は、自転車利用を考慮し旧歩道橋に比べ傾斜角度を半分の25%にした。また、両側に防風板を設置し利用者の視界確保を図ったほか、雪を溶かすロードヒーティング、ゴムチップ舗装を採用し滑りにくくした。
渡り初め式は、新堀コミュニティ振興会(齋藤貳会長)の主催。地元自治会や施工業者、同校などから約70人が出席した。齋藤会長のあいさつに続き渡辺所長が工事概要について説明。同校5、6年生計57人が渡り初めをし新歩道橋の完成を祝うとともに、交通安全を祈願した。
児童たちが渡り初めをし新歩道橋の完成を祝った