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2008年(平成20年) 3月26日(水)付紙面より

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梅林公園に春 鶴岡市湯田川

鶴岡市湯田川の梅林公園では早咲きの紅梅が間もなく見ごろを迎える。25日は行楽客が園内の散策を楽しむ姿が見られた。

 湯田川温泉南側にある同公園には、紅梅を中心に約300本の梅が植えられている。市からの委託で公園を管理・運営している湯田川温泉観光協会によると、今月中旬から暖かい天候が続き、早いものはすでに八分咲きとなっている。来月6日、13日に同公園で開かれる「梅まつり」のころには白梅も咲き、見ごろを迎えるという。

 梅まつりでは、湯田川女将会の野だてを開設するほか、地元湯田川地区の踊り同好会が「湯田川温泉小唄」、同地区の神楽保存会が神楽を披露する予定。また、同温泉各旅館では趣向を凝らしたお花見弁当の販売などのイベントが行われる。

 25日の午前中は、穏やかな日が差す陽気に誘われ、訪れた行楽客がゆっくりと散策しながら、ほのかな梅の香りを楽しんでいた。
         

梅が咲き始め、間もなく見ごろを迎える
梅が咲き始め、間もなく見ごろを迎える


2008年(平成20年) 3月26日(水)付紙面より

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新たな地域の特産品「ヤーコン」 栽培技術の確立を

 新たな地域特産として鶴岡市櫛引地域で生産されているヤーコンの栽培技術の確立、加工品開発に向けたフードビジネス検討会(県庄内総合支庁主催)が24日、同市の食彩あぐりで開かれ、ヤーコンを使ったサラダやカレー、粉末を練りこんだ中華めんなどを試食し、意見を交わした。

 ヤーコンは南米アンデス原産のキク科の植物。サツマイモ状の塊根や菊葉にポリフェノールが大量に含まれており、老化やがん、動脈硬化の予防につながるとされる。健康野菜として注目を集めている。

 櫛引地域では7、8年ほど前からヤーコンの試作的な栽培が始まり、3年前に「ヤーコン栽培研究会」(畑山力会長、会員25人)を設立。田代や宝谷、■代地区などを中心に栽培が進められている。本年度は県の食産業クラスター創造事業「食農連携プロジェクトシーズ熟成」に採択され、栽培技術確立による高品質や安定生産、新たな加工技術と加工品開発を目指している。

 検討会には関係者約30人が出席。産直あぐり運営管理組合がヤーコンのキムチサラダ、豚肉巻きやカレー、きんぴらなど6種の料理を紹介。JA櫛引農工連による粉末を練りこんだ生めん、かす漬けなどの漬物を出品した。

 試食した出席者は「サクサク感がありサラダやきんぴらに合っている」「ヤーコンは冬に糖度が上がるので、カレーなど辛味のある料理では味付けに工夫が必要」などと意見を交わしていた。また、ゆでるとそばのような色になるめんについては「コシがあり、食感もいい。つけめんではそばのようにスルっと食べられる」と感想を話した。

 県庄内総合支庁農業技術普及課によると、2008年度は粉末をペースト状にして介護食メニューへの応用なども考えられているという。

※■は木偏に荒(たらのき)
          

加工品開発に向け、ヤーコンを使った各種料理が紹介された
加工品開発に向け、ヤーコンを使った各種料理が紹介された


2008年(平成20年) 3月26日(水)付紙面より

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病院長に栗谷氏 日本海総合病院の人事内示 79人減の846人体制に

 地方独立行政法人県・酒田市病院機構設立準備会は24日、県立日本海病院と市立酒田病院の統合再編に伴い4月1日にスタートする日本海総合病院・同病院酒田医療センターの人事を内示した。統合再編される両病院の病院長には、同法人の理事長予定者で酒田病院長の栗谷義樹氏(61)が就任する。

 日本海総合病院の副院長には、田宮和朗酒田病院副院長、島貫隆夫日本海病院副院長、小熊正樹同副院長、斎藤あさ子同副院長兼看護部長の計4人が就き、田宮氏は地域医療室長を兼務し、斎藤氏は看護部担当の副院長となる。事務局長は佐藤俊男酒田病院事務部長が就き酒田医療センター事務局長を兼ね、看護部長には佐藤三紀酒田病院看護部長が務める。

 酒田医療センターの副院長は豊田幹夫酒田病院副院長、診療部長は高梨俊保同診療部長が就く。

 また、県・酒田市病院機構には、法人の事務部門と統合再編に伴う施設整備などを担当する法人管理部が設置され、部長に佐藤護県病院事業局北庄内医療整備推進室長が就く。

 新病院の職員数は、統合再編に伴う診療科の集約などで、昨年4月1日時点の日本海、酒田の両病院を合わせた職員数より79人減の846人体制となる。このうち医師・歯科医師は9人減の92人、看護職員は57人減の569人の体制。ただ、職員数には県からの派遣予定職員で4月1日時点で育児休業などを取得中となる35人は含んでいない。



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