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2008年(平成20年) 3月29日(土)付紙面より

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白花かれんに 一足早く四季サクラ

 鶴岡市宝町の菅原良三さん(76)方の庭先で、庄内地方では珍しい四季サクラがソメイヨシノより一足早く花を咲かせ、道行く市民の目を楽しませている。

 菅原さん方のサクラは季節ごと年4回、花を咲かせる。今月初旬ごろからポツポツと咲き始め、現在は8分咲き。4月初旬ごろに見ごろを迎える。ソメイヨシノより白っぽく、小ぶりな花がかれんに咲いている。今咲いているものは5月までに散り、夏場に再び花を咲かせるという。

 菅原さんが二十数年前に旧荘内病院に入院した際、新潟県出身のリハビリの先生から苗木を譲り受け、庭先に植えて大事に育ててきた。

 菅原さんが譲り受ける際に聞いた話によると、先生の出身地の新潟県北のある地域では、四季サクラが代表的なサクラ。鶴岡に苗木を持ち込んだ先生が病院の敷地内に植えたこともあったが、季節はずれに花をつけるサクラが珍しいためか、引き抜かれ、盗まれてしまったと話していたという。

 菅原さんは、「道行く人が珍しがって見ていくようだ。去年は11月ごろに咲き、枯れたと思ったらまた咲き始めた。本当に忙しいサクラだ」と話していた。
         

ソメイヨシノより一足早く花を咲かせている四季サクラ
ソメイヨシノより一足早く花を咲かせている四季サクラ


2008年(平成20年) 3月29日(土)付紙面より

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まちづくり委員会新設 鶴岡商議所 新年度事業計画など決める

 鶴岡商工会議所(早坂剛会頭)は27日、3月通常議員総会を鶴岡市のグランドエル・サンで開き、中心街のにぎわい創出に向けて城下町らしさの引き出しや庄内ブランド確立への研究に取り組む「まちづくり委員会」の新設、新年度事業計画など合わせて15議案を原案通り可決した。

 新年度に新設するまちづくり委員会は、「いかに特徴あるまちづくりをし、賑(にぎ)わいをつくるか」「住む人にとって、いかに住みやすく、来る人々にとっていかに居心地が良いか」とする運営方針に沿って各種事業を展開する。

 城下町らしさを引き出す調査研究事業では、鶴ケ岡城の遺構を調査し復元可能なものを検討するほか、旧町名を調査して復活運動も視野に入れる。また、庄内ブランドの確立では、東北公益文科大公益総合研究所と連携を図り、庄内らしさや鶴岡らしさを表現するシンボル的なものを探る。交流人口拡大、にぎわい創出につなげる。

 一方、08年度の重点項目には▽会員の声を反映した機動的かつ適時適切な提言・要望活動の展開▽中小企業経営支援の強化と、創業・経営革新への挑戦支援▽市民挙げた観光振興による交流人口の拡大―など6項目を掲げた。

 新年度事業は、庄内ブランド確立に向けた調査事業、人材育成・確保に向けた地域ジョブ・カードセンター業務・運営への支援、地域団塊世代雇用支援事業の実施など新規事業5事業を含む各種事業に取り組む。
          

まちづくり委員会の新設などを決めた
まちづくり委員会の新設などを決めた



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