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2008年(平成20年) 4月13日(日)付紙面より

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シーズン到来 球音響く 平田杯庄内高校野球大会が開幕

 第82回平田杯庄内高校野球大会が12日、鶴岡ドリームスタジアムと酒田市営光ケ丘野球場で開幕し、シーズン到来を告げる球音が響き渡った。

 鶴岡野球協会(現鶴岡野球連盟)の初代会長・平田吉郎翁が、庄内から甲子園出場を目指す強化策のひとつとして純銀製の優勝杯を寄贈し、1927(昭和2)年に始まった伝統の大会。長く庄内の野球ファンに親しまれており、出場校にとってその年の戦力をはかる重要な大会となっている。

 今大会には田川、飽海両地区とも7校ずつの計14校が出場。この日、午前9時ごろに鶴岡ドリームスタジアムで開始式が行われた。平田正名誉会長が「近年の高校野球を見ると、昔からの伝統校よりも新進気鋭の学校が台頭しているように思える。皆さんも若い力で突き進み、今年は庄内から甲子園出場を果たしてほしい」と激励した。

 続いて第1試合に出場する鶴岡中央の板垣鉄平主将が「冬期間の厳しい練習に耐えてきた成果を発揮し、応援してくれる地域の皆さんや保護者の期待に応えるため、正々堂々と戦い抜く」と宣誓した。

 この日は時折小雨がぱらつくあいにくの天候となったが、両球場とも予定通り第1試合が始まった。鶴岡会場では鶴岡中央―酒田工業の対戦、酒田会場は酒田東―鶴岡南が激突。球児たちは開幕を待ちわびた保護者や野球ファンの声援を受けながら白球を追っていた。

 13日は両球場とも準々決勝2試合ずつが行われる。19日に鶴岡会場で準決勝と決勝が行われる予定。

球春到来を告げる平田杯が開幕。球児たちが熱戦を繰り広げた
球春到来を告げる平田杯が開幕。球児たちが熱戦を繰り広げた


2008年(平成20年) 4月13日(日)付紙面より

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企業共同託児施設 「つぼみ保育園」が開園 全国でも例のない取り組みスタート

 まちづくりへの事業などに取り組む「まちづくり鶴岡」(保科正彦社長)が運営する、企業共同託児施設「つぼみ保育園」(園長・保科社長)が14日、鶴岡市本町一丁目(銀座通り)の一角に開園する。利用を希望する市内の事業所が会員となり、まちづくり鶴岡に託児委託する全国でも例のない取り組みがスタートする。

 まちづくり鶴岡は、鶴岡商工会議所を中心に市内の企業32社が出資して昨年7月に設立。鶴岡市の歴史や文化、街並みを生かしたまちづくり、中心市街地の活性化を図る各種事業を展開する。

 つぼみ保育園は、まちづくり鶴岡の第1弾事業で、市内事業所の従業員向け認可外保育施設。独自に企業内託児所を設置できない事業所や雇用環境・福利厚生の向上を図る事業所など、利用を希望する事業所から加盟金などを得て運営。従業員の働きやすい環境づくりや子育てを支援する。また、中心商店街に立地し、まちなかのにぎわい創出に結び付けることも狙いとしている。

 鶴岡銀座商店街の旧庄内信販ビルの1階に開設。フロア約165平方メートルを改装し、乳児室と幼児室、事務室などで構成。当初は保育士9人体制で保育する。定員は35人、保育時間は月―土曜日の午前7時―午後8時(午後6時以降は延長保育対応)で受け入れる。保育料は月額3万3000円―4万円。1時間や1日単位による一時保育も実施し、保護者に急用があった場合のニーズにも対応するという。

 また、中心商店街の活性化や結び付きとしては、空き店舗の活用例として内外にアピールするほか、同園の出入り口に設置した情報PRボードで、各商店が利用者向けに情報発信する取り組みも企画している。

 まちづくり鶴岡は「さらに情報発信して加盟事業所の拡大を図り、働く人たちの育児支援と中心市街地活性化に貢献していきたい」と話している。

開園間近の企業共同託児施設「つぼみ保育園」
開園間近の企業共同託児施設「つぼみ保育園」



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