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荘内日報ニュース
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2008年（平成20年） 4月5日（土）付紙面より
ツイート土田さんの絵本86小学校へ 新生「鶴信」誕生記念 イメージキャラクター作品贈る
鶴岡信用金庫（加藤捷男理事長）は4日、庄内地域5市町の教育委員会に、鶴岡市出身の絵本作家、土田義晴さん（東京都武蔵野市在住）の作品計1720冊を贈った。
絵本の寄贈は、先月17日に鶴岡、酒田の両信金が合併して新生「鶴岡信用金庫」が誕生したことを記念し、地域貢献活動の一貫として行った。
鶴岡信金のイメージキャラクター作家の土田さんの作品を贈ることにし、「田んぼのお絵描き日記」や「つりばしゆらゆら」「まほういろのえのぐ」をはじめ、最新刊の「おじいちゃんのカブづくり」など20作品。土田さん本人が選定した。
鶴岡市への贈呈は櫛引庁舎内の市教委で行われた。加藤理事長は「読書を通じ、心豊かな子どもたちの育成に役立てていただければありがたい」と、齋藤英雄教育長に目録を手渡した。齋藤教育長は「趣旨に沿い、子供たちが感動を得られるよう各校で読書活動を推進したい」と謝辞を述べた。
各教委を通じ、今月中に庄内地域の小学校全86校に20冊ずつ届けられる。
加藤理事長（左）が齋藤教育長に目録を手渡した
2008年（平成20年） 4月5日（土）付紙面より
ツイート春の交通安全県民運動 ６日から県下一斉スタート
「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動テーマに掲げ「春の交通安全県民運動」が、6日から県下一斉に始まる。15日まで10日間にわたって庄内地方でも酒田、鶴岡、庄内の3警察署、地区交通安全協会など各交通安全団体が中心となり、正しい交通ルールの実践など交通事故防止徹底を図る。スタートを前に4日、酒田、庄内両地区で出発式が行われた。
今回の運動の重点目標は、▽飲酒運転の根絶▽すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽自転車の安全利用の推進▽交通ルールの順守と交通マナーアップによる交差点、道路横断時の交通事故防止―の4点。
酒田市の希望ホールで行われた酒田地区出発式では、関係者約400人が出席。最初に神事で交通事故防止を祈願。引き続き阿部寿一酒田市長、小野寺喜一郎遊佐町長があいさつした後、酒田署の竹岡信夫署長が「悲惨な事故を減らすためには、住民が自分の問題と考えることが大事。正しいルールとマナーを呼び掛けていこう」と述べた。参加者が広報車に乗り込みパレードしたほか、同市役所前で街頭立哨した。
庄内地区出発式は各交通安全団体の役員を中心に約80人が参加し、庄内町役場西庁舎前で行われた。原田眞樹町長が「庄内町では2年間、交通死亡事故が発生していない。続けていくため力を合わせていこう」、庄内署の高橋富夫署長が「人、車の動きが活発化する時期。交通マナーアップの定着を図っていこう」とそれぞれあいさつ、参加者が広報車に乗り込み町内全域をパレードした。
運動期間中、酒田地区では、同市の亀城小学校で9日午前、新入学児童交通安全指導を開催。このほか、新入社員研修会（11日、酒田警察署会議室）、交通安全家庭訪問指導（随時）、3歳児交通安全指導（同）などを繰り広げる。
鶴岡地区では6日午前10時から鶴岡市の荘内神社社殿前で安全運動出発式を行う。8日には同市ほなみ町で高齢者の交通事故防止キャンペーンを開催。また、山形・新潟県境に位置する同市鼠ケ関地区で交通安全を呼び掛ける県境検問（11日）、電動車いす利用者の交通安全教室（12日、鶴岡自動車学校）などを企画している。
庄内地区では、自転車安全利用キャンペーン（9日にＡコープ余目店前、11日に同立川店前）、10日には庄内町廻館の国道47号舟つなぎの松駐車帯で交通安全検問が行われる。
気持ちを新たに交通事故防止活動に取り組むことを誓った＝庄内地区
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