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荘内日報ニュース


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2008年(平成20年) 5月25日(日)付紙面より

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かれんな姿クリンソウ 玉川寺庭園で

 鶴岡市羽黒町玉川の国指定名勝・玉川寺庭園で、クリンソウが見ごろを迎え、淡いピンクや白、紫の花を咲かせている。

 広さ約3000平方メートルの庭園は四季折々の花を楽しめることから、「花の寺」として親しまれている。クリンソウはサクラソウ科の多年草で、花のつき方が五重塔の最上部にある「九輪」に似ていることから、この名前が付けられたとされる。

 今年は昨年より1週間ほど早く、連休明けに咲き始めた。湿った場所を好む性質のため、同庭園でも池の周辺や軒下などに群生し、かれんな姿の花が目を引いていた。見ごろは今月末まで。

 このほか、庭園ではツツジやシラユキソウ、コウホネ、リュウキンカなどが見ごろを迎えている。今後はカキツバタやスイレンが次第に咲き始めるという。

かれんな姿のクリンソウが観光客たちの目を楽しませている
かれんな姿のクリンソウが観光客たちの目を楽しませている


2008年(平成20年) 5月25日(日)付紙面より

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天満宮に大絵馬奉納 天神祭に彩り添える 25日のパレード参加6基

 学問の神様・菅原道真公をまつる鶴岡天満宮の例祭「天神祭」で、祭りパレードに彩りを添える「大絵馬」の絵板が24日、同天満宮に奉納された。

 天神祭実行委員会の企画委員会が、パレードの楽しさを市民にアピールしようと昨年初めて企画。天満宮に数多くの絵馬が奉納されていることにちなみ、大絵馬の絵板制作への参加を広く呼び掛けたところ、駅前、日吉町、山王、銀座、南銀座の市内5商店街振興組合が名乗り出た。

 今年は昨年参加した5団体に加え、第二学区の住民有志でつくる「第二学区遊志」が絵板制作に加わり、計6基の大絵馬がパレードに登場する。

 大絵馬は一般的な絵馬をモチーフとした五角形。幅2・7メートル、高さは最大1・8メートル。これを高さ80センチの台車に載せて練り歩く。重さは台車を含めて約200キロで、表面に参加団体が描いた絵板(横2・4メートル、縦1・2メートル)が張り付けられる。

 この日、参加6団体の絵板が天満宮境内に勢ぞろいし、奉納行事が行われた。絵柄は、駅前が大黒さま、日吉町は親子化けもの、山王は道真公を歌舞伎風に描いたもの、銀座は銀座通りの新マスコットキャラクター、南銀座は大黒さまと恵比寿さま、第二学区は道真公と「大願成就」をそれぞれ描いた。第二学区の絵板の裏には、朝暘二小の6年生約100人が「将来の夢」を寄せ書き。

 神事の後、25日のパレードに参加する藤間流メンバーが手踊りを披露し、祭りムードを高めた。大絵馬は、5商店街のものがJR鶴岡駅前の全農庄内倉庫を出発する「にぎわい天神パレード」に、第二学区は市中央公民館から出発する「天神はんくねり」に参加する。

大絵馬の絵板の前で手踊りが披露され、祭りムードを盛り上げた
大絵馬の絵板の前で手踊りが披露され、祭りムードを盛り上げた


2008年(平成20年) 5月25日(日)付紙面より

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ふるさと納税 HPに専用コーナー 古里会にもPR 制度解説、応援呼び掛け

 酒田市は、今月からスタートした新制度「ふるさと納税」の周知に向け、市のホームページに専用コーナーを設けたり、首都圏の古里会で説明するなど、PRに努めている。

 ふるさと納税の制度は、先月30日に地方税法改正案が衆院で再可決されたことでスタートした。出身地など居住地以外の地方公共団体に5000円を超えて寄付をした場合、5000円を超える金額が住民税と所得税から控除されるもの。都市と地方の税収格差を是正するため、導入された。

 例えば、年収700万円で個人住民税所得割額29万3500円の県外在住者が酒田市に4万円を寄付した場合、所得税3500円が還付され、住民税3万1500円が翌年度に差し引かれる。控除を受けるには、寄付のときに市から受け取る受領書を添付して確定申告をする必要がある。

 酒田市では今月2日に早速、市のホームページに「ふるさと酒田を応援してください」という見出しで、ふるさと納税の仕組みや手続きを解説したコーナーを開設。市総合計画に基づくまちづくりの方針を載せ、雇用創出や子育て支援など、想定される寄付金の使途を示している。

 また、古里会を通じたPRでは、今月17日に東京都内で開かれた首都圏ふるさと平田会、同19日に同市で開かれたふるさと酒田の理事会で、それぞれ同制度を解説したチラシを配って協力を呼びかけた。

 今後も順次、古里会の会合や首都圏でのイベント、お盆、年末年始の帰省シーズンなどに、古里へのUターン支援事業とともに同制度をPRしていくという。

 窓口となっている市企画調整課では「制度が始まったばかりで、まだ寄付はないが、問い合わせは数件ある。特に県外で事業に成功した経済人などから、『酒田、頑張れよ』という思いを寄せてもらえたら」とラブコールを発している。

 寄付のときは、使途に関して大まかな希望を聞く。市ではその意向を尊重しながら、一般財源として市政に生かしていく。今のところ、専用の基金などをつくる計画はないが、今後の推移をみながら臨機応変に対応していく方針。 問い合わせは市企画調整課=電0234(26)5704=へ。
          

酒田市がホームページに開設しているふるさと納税のコーナー
酒田市がホームページに開設しているふるさと納税のコーナー



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