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荘内日報ニュース


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2008年(平成20年) 5月8日(木)付紙面より

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カーネーション贈り励ます 鶴岡小さな親切の会「長生きして」としおん荘

 鶴岡「小さな親切」の会(会長・町田睿荘内銀行頭取)は7日、鶴岡市湯野浜の特別養護老人ホームしおん荘(進藤正則荘長)の入所者にカーネーションをプレゼントした。

 同会は、鶴岡市母子会(村井玲子会長)が取り組む「母に感謝するカーネーション頒布運動」に協賛し、1988年から毎年、5月の第2日曜日の「母の日」に合わせ、しおん荘にカーネーションを贈っている。

 この日、村井会長と親切の会事務局の酒井忠順さんがしおん荘を訪れ、「お体に気を付けて長生きしてください」と呼びかけながら、生花のカーネーションひと束と母子会員手作りの造花100個を入所者に手渡した。入所者たちは笑顔を浮かべ「どうもありがとう」と答えていた。

鶴岡「小さな親切」の会がしおん荘のお年寄りにカーネーションを贈った
鶴岡「小さな親切」の会がしおん荘のお年寄りにカーネーションを贈った


2008年(平成20年) 5月8日(木)付紙面より

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豊作へ願いを込めて 木野俣獅子踊り

 鶴岡市木野俣地区に伝わる神事「木野俣獅子踊り」が5日、地区内の熊野神社で奉納上演され、豊作への願いを込めて若者たちが勇壮な踊りを披露した。

 江戸時代初期に始まったと言われ、同神社の春の例祭で上演される。1人立ちの7頭の獅子と女の子がふんする6人のささらに、笛吹きと謡い手などを加えた28人で構成し、小さな太鼓を抱えた獅子が軽快に足を踏むのが特徴。市の無形民俗文化財に指定されている。

 この日は、神社境内で地区の青年たちによる7頭の獅子とささらが太鼓のリズムに合わせ、激しい動きで踊りを繰り広げた。この後、地区内へ移動し、集落センター前でも踊った。住民たちは、軽快なステップを繰り出す獅子たちの踊りに拍手を送り、田植えの季節の訪れを感じ取っていた。

地区の鎮守の境内で勇壮な獅子踊りが披露された
地区の鎮守の境内で勇壮な獅子踊りが披露された


2008年(平成20年) 5月8日(木)付紙面より

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華麗な舞 見物客を魅了 吹浦祭り

 遊佐町の鳥海山大物忌神社吹浦口之宮の例大祭(通称・吹浦祭り)が5日、同宮境内を中心に繰り広げられた。祭りの最後を飾って華麗な花笠舞が披露され、集まった多くの見物客を魅了した。

 鎌倉時代から続くという伝統の祭り。4日の宵祭りと5日の本祭りで披露される花笠舞などの吹浦田楽は、県の無形民俗文化財に指定されている。

 5日は午前9時から、同宮本殿で例大祭神事。神社役員や神宿主人らが玉ぐしを捧げ、1年間の安泰を祈った。正午すぎ、吹浦小5・6年生による子供樽みこし2基が「わっしょい、わっしょい」の元気いっぱいの声とともに同宮を出発。県内各地や首都圏からも担ぎ手が集まる吹浦みこし、漁業関係者が担ぐ漁船の形をした船みこしが、威勢よく続いた。

 午後1時半ごろ、白装束に烏帽子(えぼし)をかぶった遊佐中学生が担ぐ同宮の2基のみこしを中心にした御輿(みこし)渡御(とぎょ)行列がスタート。伊達奴(だてやっこ)の先導で、晴れ着姿の子供たちによる「台花持ち」などが、約2時間かけて吹浦地区中心部を練り歩いた。

 行列が同宮に戻ると、御頭舞、巫女(みこ)舞が奉納され、最後に五穀豊じょうを願う花笠舞。8人の舞い手が、稲の花を表す真紅の造花、雨を模した紙垂(しで)を下げた花笠を付け、特設舞台に登場。太鼓、笛の音に合わせて手にしたビンザサラを打ち鳴らしながら最初はゆっくり、しだいに速く舞った。舞が終わって花笠が四方に一斉に投げ入れられると、見物客らは縁起物の花を競って奪い合い。花笠はあっという間に跡形もなくなった。

 この日は行列の途中から雨が降り出し、みこしの担ぎ手らはびしょ濡れで行進。花笠舞も最初、花笠部分にビニールをかぶせて始まったが、舞台に上がる前に雨はぴたりとやみ、例年通りに披露された。

吹浦祭りの最後を飾って華麗に披露された花笠舞
吹浦祭りの最後を飾って華麗に披露された花笠舞



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