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2010年(平成22年) 1月29日(金)付紙面より

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しびれ我慢「いい気持ち」 若草幼稚園 心を静める座禅に挑戦

 酒田市の若草幼稚園(大滝宗徳園長)の年長児が28日、大滝園長が副住職を務める持地院の檀信徒会館「吉祥閣」で座禅に挑戦した。園児たちは足のしびれを我慢しながら心を静めた。

 同園では、静かに座ることで心を落ち着けてもらうとともに、普段は聞こえないような静かな音にも反応する敏感な感性を養ってもらおうと、1955年の創立以来、毎年、特に年長児を対象にした座禅会を開催している。

 この日は年長児52人が挑戦。最初に大滝園長が「座禅をすると自分の心の中が正直に表れる。卒園まであと少し。ともに過ごしてきた友達と一緒に座禅をするのはこれが最後。友達のことを考えながら座禅をしてください」と話した後、合掌や座禅時の手の結び「法界定印(ほっかいじょういん)」の仕方、足の組み方などを指導した。

 文殊菩薩が見守り、警策(きょうさく)を手にした大滝園長が歩を進める音だけが聞こえる静けさの中、園児たちは手足を組み背すじをピンと伸ばして座禅に挑戦。時間は10分ほどだったが、座禅を終えた園児たちは凛(りん)とした表情。「すごくいい気持ち」などと感想を発表していた。

座禅に挑戦する若草幼稚園の年長児
座禅に挑戦する若草幼稚園の年長児


2010年(平成22年) 1月29日(金)付紙面より

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「春の味」いかが? 促成栽培ウルイ収穫が本格化 遊佐

 遊佐町で促成栽培のウルイの収穫が本格化し、農家は収穫とパック詰めなどの出荷作業に追われている。

 同町では鳥海ブルーライン登り口の小野曽地区や町北東部の白井新田地区などを中心に、ハウスを利用したウルイの栽培が盛んに行われている。全体が白い最上地方の「雪ウルイ」に対し、遊佐町では上の部分が緑色になるのを待って収穫するのが特徴。

 同町小野曽地区の石井秀行さん(60)方では1月中旬に収穫が始まった。2年前の春に株分けしたウルイを昨年の晩秋にハウスに移植し、1カ月ほどして約30センチに成長したところで収穫する。収穫したウルイは水できれいに洗い、根本を切り落としてパック詰めする。

 石井さんは「大雪だった12月の気温が影響したのか、品質は良いが、収量はいまひとつ」と話す。その側で妻の節子さん(58)がウルイをサイズ別に選別。重さを量りながら、手際よくパックに詰めていた。

 促成栽培のウルイは根本の白と葉の黄緑色のコントラストが鮮やか。自生のものと違い、生食もでき、くせがない。石井さんは「天ぷらが一番だが、浅漬けや酢みそあえもいい。生のウルイにドレッシングをかけて食べてもおいしいので、ぜひ試してほしい」と話していた。

 収穫したウルイは、地元のほか首都圏などに出荷され、ひと足早い「春の味」として消費者にも珍重される。収穫作業は2月から3月にピークを迎え、5月初めまで続く。

水洗いしたウルイは重さを量り、パックに詰めて出荷する
水洗いしたウルイは重さを量り、パックに詰めて出荷する



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