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2010年(平成22年) 12月8日(水)付紙面より

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ハタハタ壁画完成 西荒瀬小児童が下絵

 海洋生物の保護活動を行っている酒田市のNPO法人「みなと研究会」(守屋元志代表理事)が、ハタハタの保全活動を啓発するため、同市の西荒瀬小学校(三浦よし子校長)6年生24人の協力を得て酒田北港西護岸に描いた「ハタハタ壁画」が完成し6日、子供たちが絵の出来栄えを見学するとともに、同護岸一帯で完成記念の清掃奉仕を繰り広げた。

 同研究会は2005年から、毎年冬になると大量のハタハタが押し寄せる同港の通称・水路に産卵床を設置してふ化を促進するなど、ハタハタ資源の保全・増殖活動に取り組んでいる。

 「ハタハタ壁画」は、そうした活動を広く知ってもらう狙い。昨年12月下旬に押し寄せたハタハタを守屋さんが同校に持参し、それを見本に当時は5年生だった24人で下絵を描いた。

 同研究会では下絵を基に10月から、ハタハタ釣りのメッカ「水路」の防波堤陸側壁面に、丸々と太ったハタハタの絵とともに「いつでもきれいな海を」「海を守ろう!」の啓発文をそれぞれ入れた2種類の絵をペンキで描き、先月中旬ごろに完成した。

 この日は、下絵を描いた子供たちが水路を訪問。絵のそばで記念撮影して完成を祝った後、同研究会のメンバーらと場所を分担して一帯のごみを拾った。守屋さんが「みんなのおかげで上手にできた」とお礼を述べた。絵を見て、齋藤太希君(12)は「きれい。ハタハタそっくりで動きがあり、すごい」と話していた。

「ハタハタ壁画」の前で西荒瀬小の6年生たちが清掃活動
「ハタハタ壁画」の前で西荒瀬小の6年生たちが清掃活動



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