2010年(平成22年) 12月16日(木)付紙面より
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鶴岡市馬場町の庄内赤川土地改良区(清和亮次理事長)で15日、「もちつきフェスティバル」が開かれ、近くのマリア幼稚園の園児たちも参加して、臼ときねでもちつきを楽しんだ。
「もちをついて元気をつけよう」と、新穀感謝祭と銘打って初めて企画。同幼稚園の年長、年中組の約90人、東北農政局赤川農業水利事業所や地元の町内会、同土地改良区の役員などの関係者ら合わせて約150人が参加した。
改良区事務所の玄関ホールに臼を置き、2回に分けて計10升をついた。園児たちは2人一組で役員と一緒に「よいしょ、よいしょ」の掛け声でもちをつき、みんなで丸める作業。かたくりの白い粉を手に付け、おにぎりを結ぶようにもちを丸め、最後はあんこときな粉でごちそうになった。
参加した園児は「もちに触ったら、柔らかくてあったかくて、とても気持ち良かった」と笑顔いっぱい。同土地改良区の担当者は「園児たちのにぎやかな声に、こちらが元気をもらった」と話していた。