2010年(平成22年) 12月19日(日)付紙面より
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鶴岡市の「『雪の降るまちを』鶴岡冬まつり2011」の開幕を告げる恒例のイルミネーションとライトアップが17日夕から鶴岡公園内で始まり、鶴岡の夜を色鮮やかに染めている。
鶴岡冬まつりは、同市が故・中田喜直氏作曲の名曲「雪の降るまちを」のメロディー発想の地であることから、音楽祭を中心にしたイベントを展開し、鶴岡の冬の観光を売り込もうと、1986年から行われている。
イルミネーションは、冬まつりを盛り上げようと、89年から毎年この時期に実施している。今回は鶴岡公園疎林広場の「雪の降るまちを記念モニュメント」の周囲に、ツリー型のイルミネーション3基が設置された。今年は2基を新たに点滅して光る黄色と青色のLEDにし、残る1基は従来通りの電球。LED2基合わせて約5500球と電球約1000球の計約6500球が飾られた。また、併せて大宝館と旧西田川郡役所がライトアップされた。公園内ではイルミネーションの光が雪に反射し、ロマンチックなムードが演出され、通り掛かった人たちの目を引いていた。
イルミネーションとライトアップは、冬まつり期間中の来年2月6日まで毎日午後4時半から同10時まで点灯。また、特別に大みそかの31日午後4時半から元日の1日午前7時まで点灯する。