2010年(平成22年) 12月31日(金)付紙面より
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正月を古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが30日、ピークを迎えた。JR鶴岡駅では大きな荷物を手にした帰省客がホームに降り立ち、出迎えの家族や友人と再会を喜び合った。
JR東日本新潟支社によると、30日は羽越本線の下り特急いなほ1号が新潟発の時点で自由席の乗車率が130%、臨時の下り特急いなほ81号は85%だった。午後に鶴岡駅へ到着する各下り特急列車も同じ程度の混雑が予想されている。同日午前中、いなほに接続する東京発新潟着の上越新幹線も前日より人の動きが多く、「30日が帰省のピークとなりそう」(同支社)という。
この日の午前11時33分、いなほ81号が定刻通りに鶴岡駅へ到着。防寒具を着込んだ帰省客がホームに降り、改札口で待っていた家族や友人の「お帰り」「よぐ来たのー」といった出迎えの声に笑顔を見せていた。
一方、庄内空港は同日午前11時の時点で、東京発庄内行きの4便のうち午後に到着する3便がすべて満席となった。
帰省ラッシュは31日まで続く見込み。Uターンラッシュは来月3日がピークとみられている。