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2010年(平成22年) 2月3日(水)付紙面より

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庄内イケメン選ぶ 2部門に171人が応募 熱い視線「好み」で決定

 庄内町のまちづくり会社イグゼあまるめ(佐藤一良社長)が取り組む「第1回庄内ナイスガイ・グランプリ」の審査会が1日、町商工ふれあい会館で行われた。選ばれた6人の“庄内のイケメン、イケメンおやじ”が地酒のラベルに載り、町のPRに一役買う。

 同社は本年度、日本卸売協会(東京都品川区)の支援を受け、地域活性化を目的とした「卸小売連携モデル事業」で庄内の資源を利用した新商品開発に取り組んでいる。同グランプリはその一環として企画。「庄内のイケメン」を地酒のラベルに張り付けることで女性層を引き付け、消費者離れが進む日本酒の消費拡大や庄内町のPRを図る。

 「庄内地方に在住、または血縁関係がある男性」を条件に、20―39歳を対象にした「庄内イケメン部門」、40歳以上の「庄内イケメンおやじ部門」の2部門で募集したところ、先月末までイケメン部門に99人、おやじ部門に72人の応募があった。

 この日、町商工会女性部メンバーや町内在住の主婦ら8人が審査員となって1次審査が行われ、両部門とも5人ずつの決勝進出者を選定。

 決勝審査は女性陣に佐藤社長や原田眞樹町長など男性3人が加わり、入賞者3人ずつを決めた。いずれも今月4日まで町内で写真撮影が行われた後、正式に発表される。

 審査を行った町内在住の20代女性は「イケメンがたくさんいて、かなり迷ってしまった。最終的に自分の好みの顔を選んだ」と話した。

 地酒は鯉川酒造(同町余目)製造のワンカップ(180ミリリットル)で、名前はイグゼあまるめの女性スタッフが考えた「胸きゅん酒」に決定。容器の後ろ側からラベルの裏側に印刷されたイケメンたちの顔が見られる仕組みだ。1本420円(税抜き)。問い合わせはイグゼあまるめ=電0234(42)3040=へ。

1次審査員は町内在住・在勤の女性たち。決勝進出者を決めるため、写真に熱い視線を送った
1次審査員は町内在住・在勤の女性たち。決勝進出者を決めるため、写真に熱い視線を送った


2010年(平成22年) 2月3日(水)付紙面より

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黒川能 夜を徹し奉納上演

 鶴岡市黒川地区の鎮守・春日神社の例祭「王祇(おうぎ)祭」が1日から2日にかけて行われ、黒川能(国指定重要無形民俗文化財)が同地区の上下両座の当屋で夜を徹して奉納上演された。

 黒川能は、春日神社の氏子が上下両座に分かれ、約550年にわたって受け継がれてきた農民芸能。王祇祭は同神社最大の祭りとして知られ、両座の氏子の中から当屋が1軒ずつ決められる。

 今年の当屋は、上座が五十嵐喜市さん(77)=屋号・候阿弥、上の山、下座が清和喜一郎さん(81)=同・治四郎、大杉川原。今年の上演は舞台設置の関係から上座が黒川上構造改革センター、下座が黒川下地区交流伝承の館となった。上下両座が同時に当屋方以外で行うのは今回が初めて。

 1日早朝、扇の形をしたご神体「王祇さま」2体が春日神社から両当屋に移された。演能は午後6時にスタート。会場に設置した舞台でそれぞれ能5番、狂言4番が上演された。

 下座会場では、舞台周囲に巨大な一貫目ろうそくがともされ、幼児の舞で悪魔を払い安穏を祈る「大地踏(だいちふみ)」、場を清める「式三番(しきさんば)」に続き、脇能「高砂(たかさご)」や1930(昭和5)年以来80年ぶりの上演となった源頼朝の弟・範頼を題材にした「範頼(のりより)」などが次々と演じられた。笛や鼓の音が響き渡る中、会場を埋めた200人余りの能楽ファンは、厳かに舞う演者の姿に見入っていた。

 地元では「王祇祭の日には雪が降る」と言われる。この日は大地踏の上演が終わるころに粉雪が舞い始め、「やっぱり降ってきたのー」と言葉を交わす地元住民の姿も見られた。

大勢の観客が見守る中、「高砂」など幽玄な舞が披露された=1日、下座会場(代表撮影)
大勢の観客が見守る中、「高砂」など幽玄な舞が披露された=1日、下座会場(代表撮影)



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