2010年(平成22年) 3月4日(木)付紙面より
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酒田市老人クラブ連合会酒田支部(佐藤弥市支部長)主催の「公式ワナゲ大会」が3日、市国体記念体育館で開かれ、旧市内在住のお年寄りたちが日ごろの練習成果を披露した。
同支部が主催する4大スポーツイベントの1つ。会員の冬場の運動不足解消を狙いに、毎年この時期、「ねたきりゼロ推進大会」と位置付け開いている。29回目となった今大会には、旧市内の学区単位の34チーム計340人がエントリーした。
公式ワナゲは、60センチ四方の的に9本立っている「的棒」を目掛け、2メートルの距離から輪を9つ投げ込むもの。9本すべての的棒に輪を入れた場合は「パーフェクト」として最高得点の300点になる。日本ワナゲ協会が主催し全国大会も開かれている。
開会式では、佐々木多助さん(86)=横代長寿会、牧章子さん(86)=駅東睦会=の男女2人を最高年齢参加選手として表彰した後、佐藤支部長があいさつした。
競技は個人と団体の2種。選手たちはパーフェクトを目指し、年齢を感じさせない機敏な動きで輪を次々と投げ込んでいた。
2010年(平成22年) 3月4日(木)付紙面より
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鶴岡市の羽黒第三小学校(遠見良一校長)の2年生が3日、同市苗津の赤川にサケの稚魚を放流した。
放流は、市農山漁村振興課が身近な環境を考える体験学習として2004年から毎年、小学生を対象に実施している。サケの稚魚は、昨年10月に赤川で捕獲した親魚から採取した卵を赤川鮭漁業生産組合(同市伊勢横内)でふ化させ、体長約6センチまで育てたもの。
この日、羽黒三小では2年生26人が参加。小雨が降る中、雨具に身を包んだ児童たちは、稚魚約1万匹をバケツに数十匹ずつ分けてもらい、羽黒橋下流の赤川河川緑地公園側の川岸から「4年後に元気に戻ってきてね」と呼び掛けながら、静かに川に放した。
また、7日には大山川に上郷小児童と三水沢育成会のメンバー約100人がサケの稚魚1万匹を放流する。