2024年11月27日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2010年(平成22年) 4月1日(木)付紙面より

ツイート

渡り初めで完成祝う 酒田市広野―庄内町家根合 基幹農道が供用始まる

 県が整備を進めてきた酒田市広野と庄内町家根合を結ぶ「家根合広野地区基幹農道」が完成し31日、開通式が家根合の現地で行われた。安全祈願の神事やテープカットなどを行い、完成を祝った。

 庄内中央部を横断、物流促進などを図る道路。総延長は2204メートルで全幅7・5メートル。車道6・0メートルの片側一車線。京田川に架かる「家根広(かねひろ)橋」(長さ116メートル)を整備した。総事業費は約10億7900万円。

 この日、安全祈願祭に続いて行われた開通式には、原田眞樹庄内町長や阿部寿一酒田市長をはじめ両市町の関係者や地元住民ら約120人が出席。原田町長が「予定より1年早く開通することができ、関係者に深く感謝する。完成した道路が、酒田市と庄内町の未来の架け橋となり、地域間交流が活発化されることを期待したい」とあいさつ。続いて、原田町長や阿部市長など関係者12人でテープカットした。その後、出席者全員で「渡り初め」し=写真、完成を祝った。同日午後3時に供用が開始された。

画像(JPEG)


2010年(平成22年) 4月1日(木)付紙面より

ツイート

当たりの強さ取り戻し 大相撲 上林(鶴岡出身)が十両へ復帰

 日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で大相撲夏場所(5月9日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、鶴岡市出身で幕下西筆頭の上林(28)=本名・上林義之、八角部屋=ら十両昇進力士3人を発表した。上林は2006年九州場所以来約3年半ぶりの関取復帰で、荘内日報の取材に「応援し続けてくださった皆さんの期待にようやく応えることができた」と喜びを語った。

 上林は2004年3月の春場所に幕下枚目格付け出しでデビュー。翌05年5月の夏場所に初の十両昇進を果たした。しかし、右足首のけがなどの影響もあって06年1月の初場所後に幕下転落。同年7月の名古屋場所で十両に復帰したが、11月の九州場所で再び幕下に落ちた。

 その後は勝ったり負けたりが続いたが、09年は秋場所を除く5場所で勝ち越すなど好調。昨年の九州場所から今年の春場所まで5勝2敗、4勝3敗、4勝3敗と3場所連続で勝ち越し、十両復帰を決めた。

 上林は「十両から転落した後、『早く(十両に)戻らなければ』と焦り、余計に時間がかかった」と振り返り、「負け越した時でも古里をはじめ全国から応援の声が届き励まされた。厳しいけいこが実を結び、立ち合いの当たりの強さを取り戻せたと思う。これからも頑張るので応援をよろしくお願いします」と話した。

 父親の上林哲弥さん(57)は「本人から報告があり、『よく頑張った、とにかく良かった』と声を掛けた。けがに泣かないようにけいこでしっかり鍛え、まずは十両に定着してほしい」と期待を寄せた。

出身保育園の園児たちと触れ合う上林。十両昇進に地元の期待も高まる=今年2月、新形保育園
出身保育園の園児たちと触れ合う上林。十両昇進に地元の期待も高まる=今年2月、新形保育園



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field