2011年(平成23年) 6月4日(土)付紙面より
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鶴岡地区歯科医師会(荻原聡会長)は2日、鶴岡市教育委員会に歯科に関する本を贈った。
同歯科医師会は、歯の衛生週間(6月4―10日)に合わせて、1999年から毎年、フッ素入り歯磨き剤を鶴岡、温海両地域の小学1年生に寄贈してきた。しかし、児童たちの虫歯の減少やフッ素入り歯磨き剤の普及率が高くなったため、今回から「お口の健康」について理解を深めてもらおうと本を寄贈することした。
今回寄贈する本は「カムカム大百科」「なんの歯この歯」「やだ子ちゃんは小学生」の3種を1冊ずつ、鶴岡、温海地域の26校にそれぞれ贈った。
この日、荻原会長は市櫛引庁舎にある教育委員会を訪れ、「この本を子供たちの口の中の健康に活用してほしい」と難波信昭教育長に目録を手渡した。難波教育長は「毎年、鶴岡の子供たちのために寄贈していただき感謝する。子供たちは自分の体について本を通じて学ぶことができ、有効に活用させてもらう」とお礼を述べていた。
本は、今月中旬ごろまで各小学校に届けられる。