荘内日報ニュース

2011年（平成23年） 6月5日（日）付紙面より

華やか稚児行列

　鶴岡市の常念寺保育園（渡邊成孝園長、園児140人）で4日、「花まつり」が行われ、華やかな衣装を身にまとった園児たちが稚児行列を披露した。

　花まつりは、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事で、本来は4月8日に行う。同園では4月の入園シーズンを避けて、1952年の開園以来毎年6月に実施している。

　稚児行列には年長園児27人が参加。きらびやかな衣装や化粧で着飾った稚児たちは、鈴を鳴らして色紙を道にまきながら笑顔で同園を出発。白象の山車も登場し、隣の常念寺本堂まで約150メートルある道のりをゆっくり歩いた。この日は時折、青空が広がる天候となり、大勢の保護者たちが訪れわが子の晴れ姿をカメラに収めていた。

　本堂でお釈迦様に生花と甘茶を供えた後、親子で大型人形劇や会食を楽しんだ。