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2011年(平成23年) 6月8日(水)付紙面より

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白身2種味わう 庄内浜伝道師 親子対象に講座開く

 鶴岡魚市場卸売・手塚商店の手塚太一社長と、県庄内総合支庁の「食の都庄内親善大使」の奥田政行シェフの2人の庄内浜文化伝道師講座・親子料理教室が4日、鶴岡市のイル・ケッチァーノで開かれ、手塚社長の魚の話と地魚を使った奥田シェフの料理を楽しんだ。

 親子で庄内の魚文化を受け継いでほしいとの願いを込め2人が企画し、「親子で庄内浜を学ぼう」のタイトルで昨年度から実施。本年度は8、1、2月を除く毎月1回、計9回の講座を予定。

 本年度3回目となる今回の講座は、アカムツとスズキをテーマに行われ、鶴岡、酒田をはじめ、山形市など内陸から親子6組17人が参加。会場には庄内浜で水揚げされたスズキとアカムツがずらりと並び、はじめに、手塚社長と奥田シェフの2人が「スズキは日本中どこでも捕れる魚。昔は新鮮なうちに食べることができたため、高級魚とされていた」「アカムツはのどが黒いから庄内ではノドグロと呼ばれる。黒目が大きいのは餌捕りが上手で魚体も大きく、逆に目が小さいのは魚体も細い」と2つの魚の特色を紹介した。続いて、子供たちがアカムツの三枚おろしに挑戦。ほとんどが魚をさばくことが初めてで、「怖い、怖い」と怖がりながらも手塚社長からサポートしてもらいながら、きれいに三枚におろしていた。

 その後、奥田シェフと店のスタッフが調理した「ノドグロと長イモのバルサミコ風味」「スズキの棒切りとセロリのタバスコ和(あ)えのサラダ」などの料理を楽しんだ。参加した親子たちは「おいしいね」と満足しながら地魚を使った料理を味わっていた。

 次回の講座は7月2日で素材は岩ガキを予定している。

スズキとアカムツについて説明する手塚社長(左)と奥田シェフ
スズキとアカムツについて説明する手塚社長(左)と奥田シェフ



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