2011年(平成23年) 6月9日(木)付紙面より
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県の河川アダプト団体に認定されている県建設業協会鶴岡支部青年部(笠原俊一部長)のメンバーが6日、鶴岡市友江の大山川河川敷で地元の大山小児童とともに美化活動に取り組んだ。
県は、2005年度から県管理の河川や海岸など一定区間・区域を預かり、清掃や植栽、美化啓発活動などを定期的に行うボランティア団体や企業などを「育ての親」として、アダプト団体または同団体を支援するアシスト企業に認定、助成金交付などを行っている。
同青年部は08年に大山川の高館橋から上流の大戸川との合流地点まで約1・2キロ区間についてアダプト団体の認定を受け、年2回ほど河川敷で草刈り作業などの美化活動を実施している。
この日は青年部23人が参加。午前中は両岸の河川敷で、高館橋から平成橋付近まで草刈り機で作業を行った。午後からは大山小の3年生54人が参加し、河川敷周辺の清掃活動と左岸道路沿いにあるガードレールのペンキ塗りを行った。このうち、清掃活動では高館橋から上流に向かって河川敷を歩きながら、ゴミ拾い。児童たちは目を凝らしながらゴミを探し、「あった、あった」と競うように拾い集めていた。
笠原部長は「古里の川や山をきれいにし、守ることは大切なこと。これからも子供たちと一緒に活動していきたい」と話していた。