2011年(平成23年) 6月11日(土)付紙面より
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鶴岡市の若葉幼稚園(小島富美子園長、園児15人)の園児たちが10日、「花の日」訪問で近くのニチイケアセンター鶴岡(榎本久センター長)を訪れ、家庭から持ち寄った花束を手渡し、賛美歌を歌うなど交流した。
「花の日」は、キリスト教の行事の一つで、花のような子供たちを神様が祝福する日。毎年6月の第2日曜日と定めている。キリスト教の学校や幼稚園では、子供たちが地域に感謝を表そうと庭に咲いている花など家庭から花を持ち寄り、施設訪問を繰り広げる。
この日は園児たちが季節の花を手に登園。訪問活動には園児14人が参加し、引率の教諭らとともに歩いて近くの同センターを訪れた。デイサービスの利用者約50人のお年寄りたちに歓迎され、子供たちは「この花のように」など賛美歌2曲を歌い、お年寄りたちに手に持った花を手渡した。
お年寄りたちは子供たちのかわいらしい姿に「めんごいのぅ」と笑顔。お礼にお年寄りが童謡を歌ったり、子供たちが肩たたきをするなど和やかなひとときを繰り広げた。