2011年(平成23年) 6月28日(火)付紙面より
ツイート
鶴岡市櫛引地域の旬の味覚・サクランボを楽しむ「櫛引さくらんぼまつり」が26日、同市西荒屋の産直あぐりをメーン会場に開かれ、大勢の家族連れがサクランボ狩りや種飛ばし大会を楽しんだ。
同地区の特産品を広くPRしようと、産直あぐりと西片屋さくらんぼ振興会、櫛引観光協会の共催で2001年から毎年この時期に開かれている。
この日は朝からあいにくの雨模様となったが、午前中から主会場のあぐりに庄内一円や内陸などから多くの家族連れが訪れた。昨年は400人余りが訪れたという人気のサクランボ狩りは、観光客を乗せたシャトルバスが何度もあぐりと西片屋地区間を往復。観光さくらんぼ園9カ所に分かれ、家族連れなどが旬の味覚を思う存分味わった。
また、あぐりで行われたサクランボの種飛ばし大会午前の部には大人約25人、子供約40人がエントリー。このうち小学生以下の子供の部では、5メートル以上も飛ばす小学生や、足元にぽろりと種を落とす幼児もおり、観客たちの拍手や笑いを誘っていた。