2011年(平成23年) 9月1日(木)付紙面より
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全国高校総合体育大会「熱戦再来 北東北総体」(インターハイ、7月28日―8月20日)のアーチェリー女子団体で、同競技団体では男女通じて県勢初の準優勝に輝いた鶴岡北メンバーが30日、鶴岡市役所を表敬訪問し、榎本政規市長と懇談した。
この日、アーチェリー競技(8月9―11日、八戸市東運動公園陸上競技場)に出場した佐藤優璃さん(3年)、鶴巻侑香さん(2年)、大会後に新チームの主将となった鈴木美憂さん(同)、阿部広実さん(同)マネジャーとして同行した前主将の五十嵐翔さん(3年)の5人と、顧問の教員などが市役所を訪問した。
5人と顔を合わせた榎本市長は「先輩諸氏が鶴岡の地に広めたアーチェリーで、いつかこのような素晴らしい結果が出ると思っていた。皆さんの頑張りに心から感謝したい」と労をねぎらった。
市長の「全国大会の決勝戦という場面は、どれくらい緊張するのか」という質問に、先鋒役を務めた鶴巻さんが「予選の1戦目の方が緊張しました」と答え、周囲の笑いを誘う場面もあった。また、新主将の鈴木さんは「今回の結果に満足せず、日ごろの練習から意識して集中力を高めるようにしたい」と決意を新たにしていた。
最後に榎本市長から活躍の記念品として、キビソ(カイコが繭を作る際、最初に吐き出す糸)で作ったブックカバーを5人にプレゼントした。