2011年(平成23年) 9月3日(土)付紙面より
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庄内浜の底引き網漁が1日、解禁された。夕方には、各漁港に漁を終えた漁船が次々と入港し、2カ月ぶりの水揚げに港が活気づいた。
底引き網漁は、袋状の網を海底で引き回して魚を捕る漁法。漁期は9月から翌年6月いっぱい。7、8月は魚の産卵期のため禁漁となる。
鶴岡市の県漁協由良統括支所には8隻の底引き網漁船が所属。この日、由良漁港には午後3時すぎから漁を終えた漁船が次々と入港し、待ちかねた家族や県漁協婦人部のメンバーらが港で出迎えた。
漁船が接岸すると船員や関係者らは力を合わせて手渡しリレーしながら、甲板から底物のカレイやヒラメ、タイ、カワハギなどが氷詰めされた魚箱を次々と下ろしていた。また、各漁船には県漁協から初漁の祝い酒が贈られ、2カ月ぶりの漁を無事に終えた漁師たちは安堵(あんど)の表情を見せていた。
規天丸の佐藤一規船長(52)は「禁漁期間を終え、初日の漁は大漁を期待していたが、思ったほどは捕れなかった」としながらも「エチゼンクラゲがいなかったので、今後の漁に期待したい」と話していた。