2024年11月28日 木曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2011年(平成23年) 9月10日(土)付紙面より

ツイート

つや姫 はえぬき  食べ比べて特徴学ぶ

 鶴岡市藤島の藤島小学校(三浦洋介校長、児童347人)で8日、地域内で生まれた水稲「つや姫」に関する授業が行われ、4年生たちが外部講師の指導で「はえぬき」と食べ比べるなどして、その特徴や育種の歴史などを学んだ。

 地域住民による「つや姫誕生のまち活性化の会」(略称・つや姫会、田中壽一会長)が、同校に働き掛けて実施した。食味でコシヒカリを抜き日本一ともいわれる「つや姫」が、地域内の県農業総合センター水田農業試験場で育種されたことを知り、身近なものとして応援してもらう狙い。

 この日は、市藤島庁舎産業課エコタウン推進員の深澤昭吾さん、庄内たがわ農協藤島支所女性部会長の上林節子さんのつや姫会の会員2人と、市藤島ふれあい食センター「サンサン」学校栄養士の関根淳さんの計3人が、4年1組の23人に授業を行った。

 はじめに深澤さんが、「つや姫」が食味や育てやすさを追求して学校近くの試験場で育種されたことや、その祖先が庄内町で育種された「亀の尾」であることなどを紹介。続いて子供たちはどちらが「つや姫」かを知らされず、普段給食で食べている「はえぬき」と食べ比べた。「つや姫」だと思う方に手を挙げてもらうと、全員が正解。「つやで分かった」「ふっくらしておいしい」「甘い」「もちもちしている」などと特徴を挙げた。

 池田祐樹君(9)は「つや姫ははえぬきよりみずみずしく、少しかんだだけで甘みが出ておいしかった。東京や全国にも知ってもらいたいと思った」と感想を発表した。

 そのほか授業ではバランス良く栄養を取るためのご飯とおかず、お汁の「ジグザク食べ」など、米飯を中心にした健康的な日本型食生活について学んだ。4年生は全3学級あり、残る2学級も今月13日、15日に同様の授業を受ける。

授業で「つや姫」と「はえぬき」を食べ比べる藤島小の子供たち
授業で「つや姫」と「はえぬき」を食べ比べる藤島小の子供たち



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field