2011年(平成23年) 12月9日(金)付紙面より
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鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で7日、破魔矢(はまや)などの縁起物づくりが始まり、初詣客を迎える準備が進められている。
同神社では、15日までに約5000体の縁起物などを用意し、30日の「入魂(にゅうこん)式」で清め、正月三が日に備えるという。
縁起物づくりの作業場となった斎館には、魔を払う「破魔矢」、福をかき集める「熊手」のほか、来年の干支(えと)・辰(たつ)の土鈴や合格祈願の絵馬などがずらりと並べられている。初日の作業は神社関係者5人で行われ、破魔矢に龍の張り子や絵馬、「無病息災」などと記されたお札を取り付けるなど、一つ一つ丁寧に仕上げていた。
庄内地方で最も多くの初詣客が訪れる同神社には例年、正月三が日に7万人の人出でにぎわう。