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2011年(平成23年) 12月14日(水)付紙面より

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酒田の中学生米国派遣報告会 体験入学や思い出語る

 酒田市の中学生海外派遣事業「はばたき」の報告会が11日、同市ひらたタウンセンター・シアターOZで開かれ、市内の中学2年生が10日間に及んだ米国での生活について意見発表した。

 市教育委員会が、国際理解や英語によるコミュニケーション能力養成などを目的に、1996年から市内の中学2年生を対象に実施している派遣事業。2001年は同時多発テロ、一昨年は新型インフルエンザへの対応でそれぞれ中止となったが毎年、10月下旬から11月上旬にかけて行っており、今回で14回目。

 今年は、酒田三中の佐藤伸夫校長を団長に、市内の中学2年生24人(男子11人、女子13人)が参加。10月27日に空路で米国オハイオ州デラウエア市に向け出発。同市の民家にホームステイしながらデンプシー中学校に5日間体験入学した他、ニューヨーク市内見学などで見聞を広め、11月5日に帰国した。

 報告会には、派遣された生徒の保護者を中心に市民ら約80人が参加。佐藤校長が「この事業は、言葉も文化も違う異国の家庭にホームステイしながら学校に通うという大変厳しいもの。言葉の壁にぶつかりながらも全員がやりきった。オハイオの地で得た友情を大事にし、次のステップに進んでほしい」とあいさつした後、生徒たちが▽デンプシー中体験入学▽ホームステイの思い出▽ニューヨーク見学▽はばたきを振り返って―の4つでそれぞれ体験してきたことを報告した。

 このうち体験入学の報告では、歓迎式典や学内での生活に関するスライドショーが上映された後、生徒たちが「校舎が広く、移動だけで休み時間が終わってしまった」「授業中にあめやガムを食べている人もいた。時には先生も。日本では考えられない」「中学の先生になるのが夢。夢がかなったら、この経験を話して多くの人から米国に興味を持ってもらいたい」などと感想を話していた。

 訪れた父母らは、今回の体験を通し、ひと回り成長した生徒たちの話を熱心に聴いていた。

海外派遣事業・はばたきの報告をする生徒たち
海外派遣事業・はばたきの報告をする生徒たち



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