2011年(平成23年) 12月14日(水)付紙面より
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田川地区の中学生たちで構成する野球チーム「鶴岡ドリームス」が、来年1月7日に東京都調布市の三鷹大沢総合グラウンドなどで開かれる第7回東日本中学生親善野球大会に出場する。2年ぶり3回目の出場で、選手たちは初優勝を目指し練習に励んでいる。
同チームは、鶴岡ドリームスタジアム室内練習場などで毎週2回行っている鶴岡中学生野球教室に通う、鶴岡市、三川町、庄内町の2年生が主体。先月12、13の両日、山辺町民球場などで行われた県予選会に、鶴岡地区の代表として出場。1回戦は山辺BBCに4―1、続く準決勝で花笠BBCを1―0で破った。決勝戦は天童ドリームファイターズと対戦。準決勝と同様に投手戦となったが、終盤6回に阿部洋平(三川中)が均衡を破る決勝点を挙げ、1―0で優勝を果たした。
高橋征弘監督は「今年のチームはとても明るく試合中の雰囲気も良い。大会では守備重視で、少ないチャンスをものにしなければ勝てない」と抱負を語る。
田村迅主将(鶴岡三中)は「選手一人一人が勝つ意識が高く、予選会でどんなにピンチになっても負ける気がしなかった。主将としてしっかりチームをまとめ、初優勝を目指して頑張ってきたい」と力強く語った。
東日本大会には東京、神奈川、山梨など関東地方を中心に計16チームが出場し、トーナメントで優勝を争う。鶴岡ドリームは初戦、山梨県代表の猿橋中クラブと対戦する。