2011年(平成23年) 12月21日(水)付紙面より
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父子が協力してそば打ちに挑戦する「パパと作ろうおいしいそば!」が18日、酒田市の交流ひろばで開かれた。市内8組18人が参加。苦労しながらも、笑顔でそば打ちに取り組んだ。
同ひろばが、定期的に開催している「イクメン講座」の一環。年越しが近いとあって、今回は手打ちそば作りをテーマに小学生とその親を対象に公募し、平田地域田沢地区でそば店「ごすけ」を経営する岩間政幸さんの指導で、同店で提供している「二八そば」に挑戦した。
参加者は、しっかり手を洗ってから、そば粉と小麦粉を木鉢に入れてゆっくり混ぜ合わせた後、割り箸を使ってかき回しながら少しずつ水を加え、パン粉状にした。さらに指でほぐすようにすると次第に塊ができ、それをまとめて一つにしてこねる作業。ほとんどが初めての経験とあって、顔を真っ赤にしながら悪戦苦闘する小学生も。それでもみんなが笑顔で一生懸命こねた。
そば打ち体験2回目という池田龍成君(10)=泉小4年=は広道さん(33)と参加。「こねるところがすごく難しい。でも1回目よりはうまくできた。食べるのが楽しみ」と感想。
そばはのばしてから専用の機械で打ち、大鍋でゆでて直後に冷水でしめ板そばに。それを「ごすけ」オリジナルのそばつゆで味わった。