2024年12月3日 火曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2011年(平成23年) 3月3日(木)付紙面より

ツイート

パーフェクトへ集中 酒田市老ク連「ワナゲ大会」

 酒田市老人クラブ連合会(佐藤弥一会長)主催の「公式ワナゲ大会」が2日、市国体記念体育館で開かれ、お年寄りたちが日ごろの練習成果を披露した。

 同連合会が、冬場の運動不足解消や会員相互の親睦(しんぼく)を図ろうと毎年この時期に、「ねたきりゼロ運動」推進大会と銘打って開催している。30回目の今回は旧市内の小学校区を単位に33チーム、約340人が参加した。

 開会式では、五十嵐慶治さん(87)=丸沼老人クラブ=と堀美代子さん(85)=三軒茶屋千寿会=を男女それぞれの最高年齢参加選手として表彰。佐藤会長が「上手下手を問わずに友好を深め、知らない人と友達になってもらえればと思う。ますます元気でいきましょう。最後まで頑張ってください」とあいさつした。

 阿部寿一市長、富樫幸宏市議会議長が祝辞。松陵Aチームの小笠原求さん、斎藤岩美さんが「日ごろの練習の成果を存分に発揮し、正々堂々とプレーする」と、元気いっぱいに選手宣誓した。

 競技は1人3ゲームの個人戦と1チーム10人の合計点で争う団体戦。選手たちは、9つある「的棒」すべてに輪を入れるパーフェクトを目指して輪を投げ、結果に一喜一憂していた。

「それっ」。大勢のお年寄りたちが公式ワナゲ競技を楽しんだ
「それっ」。大勢のお年寄りたちが公式ワナゲ競技を楽しんだ


2011年(平成23年) 3月3日(木)付紙面より

ツイート

酒田市の正常院大般若大祈祷会 招福願い豆拾う

 酒田市浜中の正常院(成澤紘悠住職)で1日、大般若大祈祷会が行われた。地元の檀信徒が大勢足を運び、仏前で家内安全や身体堅固、招福などを願うとともに、福豆まきなどに参加して厄よけをした。

 大般若大祈祷会は、『西遊記』に登場する三蔵法師玄奘が晩年に4年余りの年月をかけて翻訳した経典「大般若経」(字数約500万字、全600巻)を転読(略して経を読み上げる方法)し、檀信徒の幸福を祈るもの。同寺では毎年3月1日に行われている。

 祈祷会には地元を中心に約160人が参列。本堂に成澤住職や僧侶の読経の声が響き渡り、同寺の講員が御詠歌を唱えた。続いて縁起物のだるまの抽選会が行われ、小さいものから一抱えもあるものまで約30体が参列者に贈られた。最も大きい1等のだるまが当たった地元浜中の主婦(75)は「今年は良いことがありそう。床の間に飾っておく」と笑顔で話していた。

 その後、僧侶たちが豆をまき、参列者は手を伸ばして厄よけの福豆を拾い集めていた。

僧侶たちがまく厄よけの福豆を参列者たちが手を伸ばして受け取った
僧侶たちがまく厄よけの福豆を参列者たちが手を伸ばして受け取った



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field