2011年(平成23年) 7月12日(火)付紙面より
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庄内コンベンション協会による「夏の庄内へ」誘客プロモーションが10日、山形市のイオン山形南ショッピングセンターで行われ、庄内の海水浴場など夏の庄内観光をアピールした。
夏休みを控えて今月中旬から庄内浜の海水浴場が海開きとなることから、最上川船下りなどの観光資源をもつ戸沢村と庄内の観光PRを行い、観光客の県内流動を促進しようと、今回初めて実施した。
同ショッピングセンター1階専門店街の通路に庄内浜の海水浴場や温泉、鳥海山や月山など夏山といったパネル写真を展示。同コンベンション協会の職員が家族連れなど買い物客に向けて、抽選で飛島往復ペア乗船券が3組に当たるアンケートなどを実施した。
アンケートに答えた山形市内の親子連れは「毎年夏には2泊ぐらいで海水浴に行く。今年も行きたい」と話した。また、別の家族連れは「昨年は3回行ったが、今年は高速が無料じゃなくなったので回数は減るが計画はしている」などと話していた。
同コンベンション協会の小林三出事務局次長は「高速無料化が終わり、(昨年より)条件は厳しいが、夏の行楽も太平洋側から日本海側に目を向けてもらえれば」と話していた。
2011年(平成23年) 7月12日(火)付紙面より
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仙台管区気象台は11日、山形県を含む東北南部および東北北部が梅雨明けしたとみられると発表した。東北南部は1951年からの観測史上4番目に早い梅雨明けで、昨年より7日、平年より14日それぞれ早かった。
山形地方気象台によると、東北南部は先月21日に梅雨入りし、20日間ほどで梅雨明けした。県内はこの日、高気圧に覆われおおむね晴れとなり、午前中から気温が上昇。同日午後零時半までの最高気温は鶴岡34・2度、酒田で33・6度となった。
鶴岡市馬場町のマリア幼稚園(ウイリアム・ドネガン園長、園児123人)では同日午前、4歳児34人がプールで水遊びを楽しんだ。
気温がぐんぐん上昇する中、先生が持つフープくぐりや水の掛け合いっこ、潜りっこなどで歓声を上げ、水しぶきを上げていた。園児たちは「水、冷たくないよ」「とても楽しい」と笑顔を見せていた。
同気象台によると、向こう1週間は湿った気流の影響で雲が広がり、一時的に雨が降る場所もあるが、高気圧に覆われて晴れまたは曇りで推移する見込み。