2012年(平成24年) 9月12日(水)付紙面より
ツイート
鶴岡市朝日地域の出羽商工会青年部朝日支部(佐藤保代表)と地元の朝日保育園(渡部祐子園長)の園児たちが10日、同地域の多目的広場・ワインパーク戸沢で魚のつかみ捕りや芋煮会などを通して交流を深めた。
この交流は、同青年部が地域貢献活動の一環として、旧朝日村商工会時代から行っている伝統行事。毎年、同地域にある4カ所の保育園を回り持ちで招待している。
この日は園児18人、青年部員、同OB合わせて8人が参加。はじめはビニールシートの簡易プールに放たれたニジマスのつかみ捕りや流しそうめんを楽しんだ。
このうち、流しそうめんは、青年部が竹を半分に割って手作りした全長約10メートルの「流しそうめん機」を使用。青年部員たちが次々とそうめんを流すと園児たちは「来た来た」と大はしゃぎ。割り箸で上手にそうめんをつかみ、笑顔で味わっていた。
その後、つかみ捕りしたニジマスの串焼きと青年部員たちが作った芋煮汁を囲んで一緒に会食した。
佐藤代表は「毎年、たくさんの人の協力があって子供たちとの交流ができることを感謝したい」と話した。