2012年(平成24年) 7月28日(土)付紙面より
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第49回鶴岡市学童水泳大会(市小学校体育連盟、鶴岡水泳連盟など主催)が27日、鶴岡市民プールで開かれた。児童たちが県大会出場を目指し、屋内プールで熱戦を繰り広げた。
今大会には鶴岡市と三川町の小学校33校から3―6年生692人(男子364人、女子328人)が出場。学校対抗の女子200メートルメドレーリレーを皮切りに自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、個人メドレー、リレーの男女計40種目が屋内の50メートルプールで行われた。
来月19日に山形市で開かれる第37回県選抜学童水泳大会の出場条件となる県標準記録の突破を目指し、児童たちは日頃の練習の成果を発揮。仲間の名前を連呼する子供たちの声が会場に響き渡り、プールサイドは熱気に包まれていた。
また、出場選手の家族なども大勢足を運び、標準記録突破のアナウンスがあると大きな拍手と歓声が起こっていた。
2012年(平成24年) 7月28日(土)付紙面より
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鶴岡市教育委員会主催の夏休み体験企画「致道館で昔の授業を体験しよう!」が26日、同市の旧庄内藩校致道館で始まった。28日までの3日間、致道館や致道博物館で、小学生らが論語素読に挑戦する。
「自学自習」や「天性重視・個性伸長」を重んじ、同市の教育風土の根幹となる致道館の学びの精神を広く知ってもらおうと、小学3年生以上を対象に2010年から毎年この時期に開かれている。3回目の今年は、同市や宮城県からの小学生18人と大人3人の計21人が申し込んだ。
初日の26日は致道館で開講式が行われた後、致道館文化振興会議の細井功会長と富樫恒文市文化財保護指導員の2人が講師となり、庄内論語の素読などを行った。
参加者たちは、風が通り抜ける畳の間に正座し、「子曰(のたまわ)く。学んで而(しこう)してこれを時習(じしゅう)す」などと庄内独特の読み方で、大きな声で素読していた。朝暘二小3年の梅本京香さん(8)は「集中力が付くと思って参加した。読んでいて楽しい」と笑顔で話していた。
27日は致道博物館で素読や展示物の見学をし、28日は再び致道館で素読などを行う予定。