2012年(平成24年) 7月31日(火)付紙面より
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鶴岡市山王町の荘空館空手道場(中村秀男館長)の暑中げいこが29日、同市の羽黒山頂で行われ、門下生らが爽やかな汗を流した。
自然の中で心身を鍛えようと、1月に庄内浜で行う寒中げいことともに毎年実施している。29回目の今回は小学1年から20代までの門下生や中村館長、師範代など合わせて30人が参加した。
門下生たちは午前6時半に羽黒山随神門を出発し、2446段の石段を駆け上がって足腰を鍛えた後、参集殿近くの広場で突きや蹴り、組み手などを行った。
朝日が差し込み、中村館長らの「もっと声を出して」「気合を入れて」などの声が広場に響く中、門下生らは「セイッ!セイッ!」と元気な声で練習に取り組んでいた。朝暘六小3年の庄司紘登君(9)は「初めて暑中げいこに参加した。朝早く起きるのは大変だったけど、外で練習すると気持ちいい」と笑顔で話していた。
2012年(平成24年) 7月31日(火)付紙面より
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酒田市の観音寺コミュニティ振興会(土井長俊会長)主催の「どろリンピックin観音寺」が29日、同市観音寺地区の道南公園西側の休耕田で行われ、参加した市民らが泥まみれになりながら各競技を楽しんだ。
同地区に何か目玉となるイベントをと、3年前に同振興会が企画した。同公園脇の休耕田7アールに水を張って、どろんこソフトバレーボール、宝探し、そりレース、ビーチフラッグの4競技を行った。
同地区民や鳥海八幡中生徒で結成したチームをはじめ旧八幡町内、旧酒田市、遊佐町から昨年より3チーム多い計15チームが参加した。
このうち、ソフトバレーボールでは勝負よりもいかに泥んこになるかを“見せる”チームもあり、全身泥だらけになった姿で観客席を大いに盛り上げていた。土井会長は「観音寺の夏を代表するイベントとして定着するよう地区民が一体となって毎年楽しみたい」と話していた。