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2012年(平成24年) 8月15日(水)付紙面より

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強豪校コーチに学ぶ 桐蔭学園野球部 三川で小中学生対象に教室

 高校野球の強豪、神奈川県の桐蔭学園高硬式野球部(土屋恵三郎監督)のコーチらが11日、三川町民運動場で地元の小中学生を対象に野球教室を開いた。

 同校硬式野球部は1971年、甲子園に初出場し優勝。同年の初出場を含め甲子園に春5回、夏6回出場している強豪校。また、数多くのプロ野球選手を輩出している。

 同校硬式野球部と三川町は、同町の鈴木孝純教育長が同校の元教諭ということが縁で、15年ほど前から交流があるという。

 今回は同校硬式野球部の坂本晃一コーチ(45)と同部OB会の志村亮副会長(46)が訪れ、午前と午後の2回、野球教室が行われた。

 このうち午前は、三川中野球部員約20人が参加。坂本コーチと志村副会長から打撃や投球練習を通し「バットのヘッドが横にならないように打つ」「投球時、踏み込んだ足が開かないように」などと助言を受けていた。

 同中野球部の庄司海斗主将(14)は「コーチらの指導で部員全員がうまくなったと思う。9月の大会でこの成果を発揮したい」と語っていた。

三川中野球部員が桐蔭学園高硬式野球部の坂本コーチ(右)から指導を受けた
三川中野球部員が桐蔭学園高硬式野球部の坂本コーチ(右)から指導を受けた


2012年(平成24年) 8月15日(水)付紙面より

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自然満喫 笑顔はじける 福島の小学生招きキャンプ

 福島県から招いた小学生に、庄内地方の豊かな自然をフィールドにしたさまざまな体験活動を行ってもらうことで、笑顔になってほしいという事業「やまがた自然体験キャンプ2012」が12日までの4日間、遊佐町内で繰り広げられた。

 青年リーダーの育成と地域活動に取り組む青年のネットワークづくりを目的に、県が2009年度から続けている「青年交流事業」を企画運営する「青年交流企画運営委員会」(冨樫知子委員長、委員45人)と県教委が主催。東日本大震災以降、不自由な生活を余儀なくされている人々を、「自分たちの力の及ぶ範囲で支援したい」との思いから、福島の子供たちをキャンプに招待した。

 小学生60人(1、2年生は保護者同伴)の定員で募集したが好評で申し込みが殺到。「3時間で打ち止めにした」(県教育庁生涯学習振興課の酒井孝社会教育主査)という。最終的に福島県全域から児童65人、保護者7人の計72人が参加。県内外の学生ボランティア33人をはじめ多くの地元住民が協力した。

 子供たちは、JR福島、郡山両駅に集合し9日朝、バスで出発。昼すぎに活動の拠点になる遊佐町菅里の県海浜自然の家に到着した。昼食後、体育館で開会行事。初めて出会った友達やボランティアらとあいさつして打ち解けた。その後、活動班ごとに野外炊飯。夕食用のカレー作りに汗を流した。

 10日は午前中、3グループに分かれて清流・牛渡川や神秘的な沼・丸池の散策、ロープを使った木登り体験、同家そばにあるフィールドアスレチックなどを楽しんだ。午後は海岸に移動。西浜海水浴場北側の防波堤に囲まれたエリア内でカヌーを体験した。初めての子も多く、最初は真っすぐ進まなかったもののすぐに慣れ、上手にパドルを操って快走していた。

 いわき市から訪れた市立中央台北小3年の佐藤琴心(ことみ)さん(9)=は「すっごく楽しかった」と感想。友達に誘われ福島市から参加したという市立大森小6年の渡邉樹君(12)は「海がきれい。カヌーは一度やったことがある。前より上手にできて面白かった」と話した。

 11日は鳥海登山。3―6年生は秋田県側の鉾立から中腹までを往復。1、2年生と保護者は鉾立近くの展望台までで戻り、十六羅漢や釜磯を訪れた。夜は同家のグラウンドに張ったテントに宿泊。

 最終日の12日は、拾っておいた石を使いクラフト製作に取り組んだ後、数々の体験を作文にした。昼食後、別れの集い。いっぱいの思い出を胸にしまい込んで帰途に就いた。

 総指揮を執った酒井主査は「子供たちの笑顔を見ると、実施して本当に良かった」と話していた。

西浜海岸でのカヌー体験に福島の子供たちの笑顔がはじけた=10日午後
西浜海岸でのカヌー体験に福島の子供たちの笑顔がはじけた=10日午後



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