文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2012年(平成24年) 8月16日(木)付紙面より

ツイート

酒田南 強豪・明徳に惜敗

 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われている第94回全国高校野球選手権大会8日目の15日、山形代表の酒田南は、高知代表の明徳義塾と2回戦で対戦し、2―3の接戦で敗れ、初戦突破はならなかった。3年ぶり10回目の甲子園出場を果たした酒田南は、主戦の會田が9回を投げ抜き、明徳打線を3失点に抑える粘投。終盤に會田の本塁打と森下の適時打で1点差に詰め寄る粘りを見せ、過去に全国制覇を成し遂げた強豪・明徳義塾と互角に渡り合ったものの、2005年以来7年ぶりに甲子園で勝利することはかなわなかった。

 この日の第1試合で行われた明徳義塾―酒田南戦で、明徳義塾は3年・福、酒田南は3年・會田の両エースが先発した。

 酒田南は初回の守り、四球と野選などで2死満塁とされ、明徳・杉原の強烈な打球が一塁手・阿部のミットを弾いた。この打球が右翼線に抜ける長打となり、2点の先制を許し、主導権を明徳に握られた。

 2点を追う酒田南は7回、これまで安打1本に抑えられた明徳・福を攻め立てた。1死で會田が高めの変化球を豪快に振り抜いた。打球は左翼スタンドに飛び込む大会第20号の本塁打となり、1点差に詰め寄った。

 しかし、続く8回の守りでは初回以降、得点を許さなかった會田が相手打線につかまった。先頭打者に中越え二塁打を許し、犠打で1死三塁のピンチとなった後、続く明徳・宋にしぶとく左前に運ばれて再び2点差とされた。

 酒田南は8回裏の攻撃で粘りを見せる。安打で塁に出た冨樫和が二盗を決めて好機をつくり2死二塁とし、森下の右越え二塁打で再び1点差とした。さらに阿部が内安打で好機を広げ、2死一、三塁としたが、続く下妻が二飛に倒れ、一打逆転の好機を生かすことができなかった。

 酒田南は本塁打と二塁打の長打を放ったが、低めのコーナーを丁寧に投げ分ける相手投手に苦しめられ、最後まで打ち崩すことができなかった。

【明徳義塾―酒田南】酒田南は7回、1死で會田が左翼へソロ本塁打を放ち1点をかえした
【明徳義塾―酒田南】酒田南は7回、1死で會田が左翼へソロ本塁打を放ち1点をかえした

画像(JPEG)


2012年(平成24年) 8月16日(木)付紙面より

ツイート

窓越しに「またね」 Uターンピーク別れ惜しむ

 お盆を古里で過ごした人たちのUターンラッシュが15日、ピークとなり、庄内地方のJR各駅などでは見送りの親類らと別れを惜しむ光景が見られた。

 JR東日本新潟支社などによると、大雨の影響で14日、羽越本線のあつみ温泉―羽前水沢間などで運転を見合わせた影響で、特急いなほなど13本を含む上下計31本が運休や区間運休、いなほ上下計2本が遅れた。15日はその影響も心配されたが、新潟行き上り特急の自由席乗車率は、午前5時42分酒田発のいなほ2号が20%、同6時44分発の同4号が30%(ともに村上駅発時点)と、朝方の列車には大きな混雑は見られなかった。また、「Uターンのピークは15日まででは」(同新潟支社)という。

 午前10時すぎ、鶴岡駅のホームに臨時の上り特急いなほ80号が入ると、キャリーケースなど大きな荷物を抱えた家族連れなどが次々と列車に乗り込んだ。窓越しに別れを惜しむように「またね」と手を振っていた。

 家族3人で妻の実家の鶴岡市に帰省したという20代の男性会社員は「子どもと花火などをしてゆっくり過ごすことができた」と笑顔で話していた。

 また全日空によると、庄内発東京行きは19日まで午後の3、4便は満席で、午前の1、2便は空きがあるという。

列車の窓越しに手を振り、別れを惜しむ人たち=15日午前10時5分ごろ、JR鶴岡駅
列車の窓越しに手を振り、別れを惜しむ人たち=15日午前10時5分ごろ、JR鶴岡駅



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field