2013年(平成25年) 4月17日(水)付紙面より
ツイート
鶴岡市の大泉保育園(平藤久喜園長)の園児と養護老人ホーム・湯野浜思恩園(相馬直喜園長)のお年寄りが16日、同市下川のいこいの村庄内のマツ林でヨモギ摘みを行い、交流を深めた。
ヨモギ摘みは、世代間交流の一環として毎年行われている恒例の行事。年長児26人とお年寄り11人が参加した。
3、4人のグループに分かれ肩を寄せ合いながら、マツ林に自生している5センチほどのヨモギを摘み取った。年長児たちはヨモギを見つけると「あったあった!」と歓声を上げたり、お年寄りたちに「たくさん採れたよ」と、ヨモギを入れた袋を広げたりしていた。
ヨモギ摘みに参加した吉住莉歩さん(5)は「おじいちゃん、おばあちゃんたちと一緒にできて楽しかったよ」、70代女性は「毎年楽しみにして参加している。子どもと触れ合うと元気になる」とそれぞれ笑顔を見せていた。
摘み取ったヨモギは、思恩園で行われる同保育園児との「餅つき交流会」で使われるという。