文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2013年(平成25年) 5月4日(土)付紙面より

ツイート

熱戦サッカー「朝暘杯」

 第23回鶴岡朝暘杯少年サッカー大会が3日、鶴岡市内の各小学校グラウンドを会場に行われた。地元に加え、内陸や宮城、岩手、新潟の各県から計24チームが出場。前日までの雨でグラウンドに水たまりが残ったものの、子供たちがボールを追い掛けてはつらつとしたプレーを繰り広げた。

 同大会は、鶴岡地区サッカー協会や鶴岡市のサッカースポ少関係者などで実行委員会(増子英夫委員長)を組織し毎年この時期に開催している。少年の健全育成やサッカー技術向上、地域間の交流などを目的としている。

 今回は参加24チームが6チームずつの4ブロックに分かれ、さらに各ブロックで2組に分かれて3チームずつの予選リーグ戦が行われた。順位戦で各ブロックの1―6位を決めた後、順位ごとのトーナメント戦が行われる方式。

 3日、朝暘二小グラウンドで行われたAブロックの予選リーグでは、子供たちが水や泥をはね散らしながらフィールドを駆け回った。相手DFをかわしてシュートを決めると、チームメートや観客の保護者たちから大きな歓声と拍手が起こっていた。

 “ホーム”での試合となった鶴東スポ少の渡會元毅主将(11)=朝暘二小6年=は「グラウンドコンディションが悪くて少しやりづらいが、優勝目指して頑張る」と話していた。大会は4日も行われる。

子供たちが雨上がりのグラウンドを駆け回った=3日、朝暘二小グラウンド
子供たちが雨上がりのグラウンドを駆け回った=3日、朝暘二小グラウンド


2013年(平成25年) 5月4日(土)付紙面より

ツイート

光陵高オリジナル山鉾製作 酒田まつり 盛り上げるぞ

 「庄内三大祭り」のトップを飾る酒田市の「酒田まつり」(19―21日)を前に、20日の本祭りの際、中心市街地を練り歩く山車行列に参加しようと、同市の県立酒田光陵高校(中山英行校長)の生徒たちが山鉾(やまほこ)を製作している。指導しているのは酒田青年会議所(JC、赤谷一典理事長)のメンバーたち。鈴木和仁副校長によると、祭り当日は生徒約30人で引っ張るという。

 「かつての祭りのにぎわいを取り戻したい」と酒田JCは1996年から毎年、山鉾を製作して本祭りの山車行列の中で引き回している。今回は、酒田JC側が「できたものを引っ張るだけでなく、にぎわいに協力して」と、光陵高に対してオリジナルの山鉾製作を打診。同校では「地域連携」を本年度の重点目標の一つに掲げていることもあり承諾した。

 春休み中の4月から製作に取り組んでいるのは、生徒会執行部(小松藍士生徒会長)を中心に美術、写真、ボランティア、メカニカル技術、環境エネルギー技術、商業技術、ITサイエンスの各部に所属する生徒たち。連日のように来校する酒田JCメンバーの指導で放課後、それぞれの得意分野を生かしながら作業を分担している。

 デザインのコンセプトは、「光」と「音」。同校の前身の酒田商、酒田工、酒田北、酒田中央の4校の校章を音符に見立て、五線譜のように配置。さらに市の花のトビシマカンゾウの絵画、校訓「進取創造」の文字を鮮やかに描く予定。酒田JCによると、高さは台車も含めて約5メートルになるという。

 デザインを担当した美術部員の一人、吉原野乃花さん(3年)は「初めてのことなので責任感がある。祭りを盛り上げられるようにしたい」と意気込む。小松生徒会長は「酒田JCをはじめ多くの人から支えてもらいながら製作に当たっている。地域の人から光陵高を知ってもらうため、祭り当日は多くの人から見てもらいたい」と話している。

 同校では「生徒たちにとって年齢の近い大人と関わる時間が持てたことが素晴らしい。酒田JCの思いと私たちの思いが重なり合った。今後は酒田まつりの歴史についても学習を深めていけたら」と話していた。山鉾は今月10日ごろに完成する予定。

20日の本祭りに向けて山鉾製作に当たる光陵高の生徒たち
20日の本祭りに向けて山鉾製作に当たる光陵高の生徒たち



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field