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2014年(平成26年) 1月21日(火)付紙面より

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美しいハーモニー響く 星野さん迎え鶴岡市合唱祭

 今年で30回目を迎えた「鶴岡市合唱祭」が19日、市中央公民館で開かれ、市内の合唱団6団体による美しいハーモニーと、ゲストのバリトン・星野淳さん(二期会)の力強い歌声が聴衆を魅了した。

 同市の「雪の降るまちを」鶴岡冬まつりの一環で毎年この時期、市合唱連盟(柿崎泰裕理事長)が中心になって開催。昨年まで使っていた市文化会館が全面改築で先に閉館したため、今年は市中央公民館が会場となった。

 第1部では同連盟所属のコーラス・おおやまの「冬の花びら」を皮切りに、鶴岡放送児童合唱団、女声合唱団マリア・クワイア、男声合唱団デザミ・アンティム、コール・アミ、鶴岡土曜会混声合唱団の6団体が、練習を重ねた合唱を2、3曲ずつ披露。繊細な女声や重厚感ある男声など、各団体の特徴を生かした演奏に、大きな拍手が送られた。

 第2部では星野さんが、ピアニスト・矢崎貴子さんの伴奏で歌劇「フィガロの結婚」の「もう飛ぶまいぞこの蝶々」、映画「ラ・マンチャの男」の「見果てぬ夢」など、オペラのアリアや日本歌曲、クラシックの名曲など7曲を披露。力強い歌声と豊かな表現で会場を沸かせた。

 第3部では出演者全員がステージに上がり、「故郷の人々」「どこかで春が」を合同合唱。最後は、鶴岡がメロディー発想の地とされる「雪の降るまちを」を来場者も一緒に歌い、春を待ち望む歌声を会場いっぱいに響かせた。

 冒頭のあいさつで柿崎理事長は「新文化会館ができるまで3年間はここで開催する。どんな状況でもたくましく前向きに頑張り、鶴岡の音楽、合唱を盛り上げていこう」と呼び掛けた。

来場者も一緒に歌ったフィナーレの「雪の降るまちを」
来場者も一緒に歌ったフィナーレの「雪の降るまちを」


2014年(平成26年) 1月21日(火)付紙面より

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冬の味覚 寒ダラ味わう 鶴岡、遊佐でまつり

熱々1万5000食提供 鶴岡・日本海寒鱈まつり

 鶴岡市の「日本海寒鱈(かんだら)まつり」が19日、同市の鶴岡銀座通りの特設会場で開かれた。小雪がちらつく中、大勢の家族連れなどが繰り出し、大鍋で煮られた熱々の寒鱈汁に舌鼓を打った。

 庄内の冬の味覚を代表する寒ダラの魅力をアピールしようと実行委員会形式で開催し、今年で26回目。通りの約300メートル区間を車両通行止めにし、鶴岡銀座商店街婦人部や鶴岡魚市場青年部など19団体が出店。うち12団体が旬を迎えた寒鱈汁を1杯500円で、計約1万5000食を提供した。

 午前中は時折、小雪がちらつくものの、この時期としては比較的穏やかな天候。家族連れが次々に繰り出し、各団体のテントの前に長い列をつくった。大鍋で豪快に煮られた熱々の寒鱈汁を、フーフー言いながら食べ、「白子がおいしいー」など笑顔を見せていた。

 会場では鱈の切り身やタラコなどの水産加工品や農産物などの販売、新潟、秋田、宮城県石巻市の各観光・物産展も同時開催。仙台圏からの大型のバスツアー、JRの新潟―鶴岡間の臨時カーペット列車も運行されたこともあり、通りは例年にも増してにぎわいを見せていた。

フグも一緒に堪能 遊佐・鱈ふくまつり

 旬を迎えたマダラ(寒ダラ)とフグを一度に味わえる遊佐町の「鱈(たら)ふくまつり」が19日、同町吹浦の全天候型ドーム「ふれんどりぃ」をメーン会場に開かれ、町内外から訪れた家族連れが「鱈ふく汁」を堪能した。

 熱々の寒鱈汁にショウサイフグを入れて煮込んだ「鱈ふく汁」をより多くの人から食べてもらうことで地域活性化につなげようと、地元のNPO法人・遊佐鳥海観光協会(庄司茂正理事長)が中心となり、1996年から毎年この時期に開いている。味の良さはもとより、「フグ(福)を食べる」とあって「縁起がいい」と毎年、好評を得ている。

 19回目の今年は700食分を用意。湯気の上がる大鍋が設置されたテント前は、午前11時のオープンを待つ来場者でごった返した。お昼前には長蛇の列ができ、岩ノリがたっぷりとトッピングされた熱々の鱈ふく汁を持ってドームに入り、遊佐ならではの冬の味覚を楽しんでいた。

 ドーム内特設ステージや周辺では、地場野菜や各種加工品の販売、庄内浜文化伝道師による寒ダラの解体実演、太鼓演奏などのイベントも行われ、終日にぎわった。

熱々の寒鱈汁を目当てに大勢の家族連れなどでにぎわった=鶴岡市の日本海寒鱈まつり
熱々の寒鱈汁を目当てに大勢の家族連れなどでにぎわった=鶴岡市の日本海寒鱈まつり

家族連れが訪れ、「鱈ふく汁」の味を堪能=遊佐町の鱈ふくまつり
家族連れが訪れ、「鱈ふく汁」の味を堪能=遊佐町の鱈ふくまつり



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