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2014年(平成26年) 10月18日(土)付紙面より

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食品としての「シルク」PR

 シルクを使ったお菓子作りに取り組む鶴岡市の鶴岡中央高校の生徒たちが15日、同市羽黒町三ツ橋のレストラン「マグキッチン」で食用シルクについての出前講座を行った。

 同校では総合学科の生徒たちが市などと連携して展開する「シルクガールズ・プロジェクト」の一環として、家政科学系列食物系の3年生4人がシルクを使ったお菓子作りに取り組んでいる。今回は、地元のレストランなどでもシルクを取り入れてもらい、シルクを使った食、効果や使われ方広く知ってもらおうと実施した。

 15日は食物系の3年生4人がマグキッチンを訪問。中野正順総支配人にシルクの効能やこれまでの取り組みを説明した。生徒たちは「シルクのフィブロインという成分が動脈硬化や糖尿病にもよい食品になる。白い、光沢が出る、無味無臭、起泡性があることの4つが特徴」と紹介。続いてこれまで開発を行ってきた水ようかんやどら焼きについて話し、「材料に対して何%のシルクを入れるかが大事。水ようかんは試作を重ねて5%が一番良く、試作を振る舞った時も和菓子屋さんに褒められた」と語った。

 今回の指導を通してリーダーの齋藤佑衣さん(18)は「シルクのことを分かっていたつもりだが人に伝えるのは難しかった。多くの人に食品としてのシルクを知ってもらい地元の名産であることを誇りに思ってほしい」、中野総支配人は「初めて知ることもあり、シルクについて知識を得た上でプロジェクトに取り組んでいて感心した。これからも頑張ってほしい」と話していた。

 今後マグキッチンではシルクを使った商品を開発していく。

鶴中央高の生徒たちがシルクについて紹介した
鶴中央高の生徒たちがシルクについて紹介した


2014年(平成26年) 10月18日(土)付紙面より

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友達いっぱい楽しいな 大宝幼稚園と松原保育園サッカー交流

 鶴岡市大宝寺町の大宝幼稚園(三浦洋介園長)で17日、同市宝町の松原保育園(佐藤静子園長)とのサッカー交流が行われ、両園の年長児たちがボールに触れ、試合などを通して交流を深めた。

 大宝幼稚園では昨年から、幼稚園の中だけでなく同年代の子どもたちとの触れ合いを通して人間関係を広げるとともに、幼稚園や保育園にとどまらず小学校入学後も交流を続けてもらおうと同じ学区内にある松原保育園との交流を実施。プールやサッカーなどを通して交流を深めている。

 この日は大宝幼稚園年長児25人、松原保育園年長児18人が参加し、鶴岡地区サッカー協会キッズ委員会の前田玄さん、清野純平さんの2人がコーチを務めた。子どもたちは初めにボールに触れて遊んだ後、3、4人一組のチームをつくって試合開始。「頑張れ!」と応援を受けた子どもたちは夢中になってボールを追い掛け、シュートを決めると応援席からは「やったー」と歓声が響いた。

 大宝幼稚園の坂本武君(5)は「いつもより友達がいっぱいいて楽しい」、松原保育園の板垣瑛恋奈ちゃん(5)は「試合に勝ってうれしかった」と笑顔で話していた。

両園の子どもたちがサッカーを通して交流を深めた
両園の子どもたちがサッカーを通して交流を深めた



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